# 大逆事件 2024.07.26 「記憶と志」を継ぎたい えん罪事件現場を再訪した伊作家を取材して ノーベル文学賞候補ともいわれるイタリアの作家ダーチャ・マライーニさん(87)。1941年12月8日の日米開戦当日に起きた特高警察による冤罪(えんざい)スパイ事件「宮沢・レーン事件」の当事者と交流した、たぶん最後の生存者として、事件の「記憶」を未来に残そうと札幌に戻った。83年ぶりだ。