# 原子炉格納容器

福島第1原発、事故後初のデブリ採取を10日から再開へ 作業ミスで延期
2024.09.09

福島第1原発、事故後初のデブリ採取を10日から再開へ 作業ミスで延期

東京電力は9日、福島第1原発事故で溶け落ちた燃料(デブリ)の試験採取を10日から再開すると発表した。当初は8月22日に開始する予定だったが、デブリの採取装置を押し込むパイプの接続順にミスがあり、初日で作業を中断。再開の条件としていた手順書の見直しなどが終わり、準備が整ったとしている。<

単純作業の管理「十分でなかった」 デブリ採取ミスで東電社長
2024.09.05

単純作業の管理「十分でなかった」 デブリ採取ミスで東電社長

 東京電力の小早川智明社長は4日、斎藤健経済産業相と経産省で面会し、福島第1原発2号機の溶け落ちた核燃料(デブリ)の試験的取り出し作業で起きたミスについて「単純作業の管理が十分でなかったことが直接的な要因」と報告した。作業は協力企業が中心で、東電社員は現場に立ち会っていなかった。中断している作

福島2号機デブリ初の採取開始へ 廃炉の最難関、全量取り出し未定
2024.08.22

福島2号機デブリ初の採取開始へ 廃炉の最難関、全量取り出し未定

 東京電力は22日、福島第1原発2号機の溶融核燃料(デブリ)の試験的採取に向けた準備作業を始める。廃炉の最難関とされるデブリ採取は2011年3月の事故後、初めてで、廃炉は新たな段階に入る。ただ、今回採取するデブリはわずか数グラム。1~3号機で推計880トンとされる全量の取り出しは工法も未定で、

燃料デブリの試験的取り出し 22日着手へ(福島)
2024.08.21

燃料デブリの試験的取り出し 22日着手へ(福島)

福島第一原発2号機で、22日から着手される燃料デブリの試験的な取り出しに向け、装置の点検など準備作業が進められています。福島第一原発には、核燃料が溶け落ちて周囲の構造物と混ざり冷え固まった燃料デブリが、1号機から3号機まで、合わせて約880tあると試算されています。

デブリ採取装置の設置完了
2024.07.25

デブリ採取装置の設置完了

 東京電力は25日、福島第1原発2号機で、デブリと呼ばれる溶融核燃料を試験的に採取する伸縮パイプ式装置を、原子炉格納容器に接続する作業を完了したと発表した。早ければ月内に原子力規制委員会の検査を受ける。