# 内分泌学

【高血圧の見逃されやすい原因!】原発性アルドステロン症 治療方針決定のための国際標準化への道を開く
2024.08.02

【高血圧の見逃されやすい原因!】原発性アルドステロン症 治療方針決定のための国際標準化への道を開く

高血圧の一因になる原発性アルドステロン症について手術の必要性を判断するための新しい国際標準判定方法を、日本大学医学部 腎臓高血圧内分泌内科の小林洋輝助教を研究代表者とする世界12ヵ国の国際共同研究グループが確立しました*。この研究成果は、原発性アルドステロン症の診断と治療において国際標準化への

「75歳以上の高齢者、ビタミンDは1日推奨量以上の摂取を」米国学会が勧告
2024.07.14

「75歳以上の高齢者、ビタミンDは1日推奨量以上の摂取を」米国学会が勧告

 ビタミンDは、骨の健康に重要な体内カルシウムの吸収と免疫機能を促進する栄養素だ。少ないビタミンDの摂取量は、骨粗しょう症のリスクを高めるだけでなく、代謝性疾患、心血管疾患、自家免疫疾患や新型コロナウイルス感染症を含む感染性疾患など、様々な疾患のリスク増加と関連がある。 韓国栄養

インスリンに注目したアルツハイマーの新たな治療法が誕生か
2024.06.11

インスリンに注目したアルツハイマーの新たな治療法が誕生か

アルツハイマーは世界で最も一般的な神経変性疾患であるにもかかわらず、その予防や治療は非常に困難である。薬物を脳に届ける上で最大の障害は血液脳関門である。この微小な血管は脳細胞間に緊密な結合を形成し、血液から脳への分子の移動を調節している。血液脳関門の低い透過性は有害な病原体が脳に

減量薬のオゼンピックがベビーブームを生み出す? 糖尿病治療の薬が避妊の効果に影響か
2024.05.27

減量薬のオゼンピックがベビーブームを生み出す? 糖尿病治療の薬が避妊の効果に影響か

糖尿病治療に効果があるとされるGLP-1減量薬の登場以来、ソーシャルメディア上では“オゼンピック・ベイビー”が騒がれている。医師や患者は、GLP-1減量薬で最も人気のオゼンピック(OZEMPIC)やマンジャロ(MOUNJARO)などの医薬品を使用すると妊娠数が増えると報告。専門家は、GLP-1