# 九州中央自動車道

　九州中央自動車道の建設促進地方大会は２０日、熊本県山都町の町総合体育館パスレルであった。宮崎、熊本両県の知事、沿線市町村の首長や住民ら約４５０人が参加。早期の全線開通に向け、両県民の熱意を国など関係機関にアピールするとともに、さらなる連携強化を確認した。

　九州中央自動車道建設促進沿線議会協議会の総会・決起大会は３０日、熊本県山都町の同町総合体育館パスレルであった。本県と熊本、大分県の４市１０町２村の議員や行政関係者ら約２８０人が参加。九州中央道の早期完成に向け、関係機関に予算の重点配分などを求めていくことを確認した。

　本県の河野知事と木村敬熊本県知事、佐藤樹一郎大分県知事は２２日、東京・霞が関の国土交通省などを訪れ、九州中央自動車道の早期完成などを求める要望書を提出した。　要望書は「九州の東西軸の強化は、災害時に安定的な輸送を確保する『命の道』として、国土強靱化の観点からも喫緊の課題」として

　東九州自動車道建設促進県央北部期成会と九州中央自動車道建設促進期成会の合同総会は２８日、延岡市のエンシティホテル延岡であった＝写真。沿線市町村関係者ら約１００人が出席。早期整備を実現するため、官民一体となって必要性を訴えていくことを確認した。