# 三部敏宏

【うちの社長は“競走馬”】純利益1兆円のホンダ・三部敏宏社長が推進する「伝統の破壊」 “大企業病”を脱して挑むEV転換という高いハードルへの挑戦
2024.06.09

【うちの社長は“競走馬”】純利益1兆円のホンダ・三部敏宏社長が推進する「伝統の破壊」 “大企業病”を脱して挑むEV転換という高いハードルへの挑戦

 自動車業界は認証不正問題に揺れているが、その一方で好決算が相次いだ。なかでも劇的な復活を遂げたのが、ホンダだ。その裏には、創業者・本田宗一郎氏以来の伝統を持つ“聖域”とされた研究所の改革を含む、果断なテコ入れがあった──。「EV(電気自動車)」への転換期を迎えるホンダをジャーナリスト・井上久

ホンダの不正は延べ435万台 三部社長「深くおわび」と謝罪
2024.06.03

ホンダの不正は延べ435万台 三部社長「深くおわび」と謝罪

 ホンダの三部敏宏社長は3日、車の大量生産に必要な「型式指定」の認証申請を巡る不正発覚を受け東京都内で記者会見し「大変重く受け止めている。お客さまや販売店に多大なご心配をおかけし深くおわびする」と謝罪した。09年以降に実施した騒音やエンジン出力試験などで、延べ約435万台の不正があった。車の性

ホンダ社長「組織的な問題」 現場が法規を独自解釈か 認証不正
2024.06.03

ホンダ社長「組織的な問題」 現場が法規を独自解釈か 認証不正

 22車種で型式指定申請の不正が見つかったホンダの三部敏宏社長は記者会見で、型式認証の法規を現場が独自に解釈し、チェックも不足していたとの認識を示した。騒音試験についてはマニュアルが用意されており、「組織的な問題と言わざるを得ない。順法性の考え方が甘かった」と述べた。一方、「経営陣の責任は考え