# プルトニウム

原燃再処理工場完成は26年度内 2年半延期、社長が表明
2024.08.29

原燃再処理工場完成は26年度内 2年半延期、社長が表明

 日本原燃の増田尚宏社長は29日、2024年度上期での完成を断念した使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)について、完成目標を2年半延ばして26年度内にすると表明した。青森県庁で宮下宗一郎知事と面会して伝えた。延期は27回目で、26日の原子力規制委員会会合を踏まえて延期幅を決めた。

ニュースワード「中間貯蔵施設」
2024.08.09

ニュースワード「中間貯蔵施設」

 中間貯蔵施設 原発から出た使用済み核燃料を原発の敷地外で一時保管する施設。政府は、使用済み燃料からウランとプルトニウムを取り出して燃料として再利用する核燃料サイクル政策を推進しており、貯蔵能力拡大が課題になっている。 再処理工場が青森県六ケ所村に建設中だが、稼働のめどが立たない

プルトニウム、44.5トン保有 23年末、日本の国内外総量
2024.07.16

プルトニウム、44.5トン保有 23年末、日本の国内外総量

 内閣府は16日、日本が2023年末時点で国内外に保有するプルトニウムの総量が前年から約0.6トン減少し、約44.5トン(うち核分裂性は約29.4トン)だったと国の原子力委員会に報告した。関西電力高浜原発3号機(福井県)で、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料をプルサーマル発電で消費し

【衛星画像】北朝鮮、寧辺の核施設で核開発を加速
2024.05.27

【衛星画像】北朝鮮、寧辺の核施設で核開発を加速

北朝鮮問題専門のニュースサイト「デイリーNK」によると、北朝鮮がプルトニウムやウランを生成している可能性を示唆する衛星画像が撮影された。【マーサ・マクハーディ】商用衛星画像のマクアーが撮影したもので、そこからは、平安北道にある寧辺(ニョンビョン)の核施設の活動が活発になっているこ