# ドル化

200%以上のインフレに悩まされるアルゼンチン。20世紀初頭には世界有数の富裕国であったにもかかわらず、現在は「新興・途上国（※1）」に転落した南米の同国と日本には、ある共通点がある。「必要な経済改革を回避し続けてきた」ことだ。2023年12月に就任したアルゼンチンのハビエル・ミ

モルガン・スタンレーによると、脱ドル化の取り組みは、実際にドルを追い落とすほどのものではないという。同行のストラテジストらは、現時点では米ドルを保有することに代わる真の選択肢はないと述べた。モルガン・スタンレーは、脱ドル化の懸念が誇張され過ぎだとする3つの理由を挙げ

（ブルームバーグ）： 南米アルゼンチンのミレイ大統領は、同国経済をドル化するとの選挙公約を再確認し、経済を巡る政権の青写真をこれまでで最も明確に示した。ミレイ大統領は、中央銀行のバランスシートについて負債圧縮や金融システム改革で整理した後、アルゼンチンは通貨の自由競争に向かうだろ