# サマーマイルシリーズ

【京成杯ＡＨ】１４番人気タイムトゥヘヴンが激走２着　柴田善臣騎手「状態が上がっているのを感じていました」

◆第６９回京成杯オータムＨ・Ｇ３（９月８日、中山競馬場・芝１６００メートル、良）　サマーマイルシリーズ最終戦のハンデ重賞は１６頭立てで行われ、クリストフ・ルメール騎手が騎乗した１番人気のアスコリピチェーノ（牝３歳、美浦・黒岩陽一厩舎、父ダイワメジャー）が勝利。昨年の新潟２歳Ｓ、阪

　過去10年、3着以内だった30頭のうち半数を超える16頭がサマーマイルシリーズ＝米子S・中京記念・関屋記念からの臨戦馬。先のG1を見据えた休み明けの有力馬もスタンバイしているが、ここは夏の勢力を中心視したい。　前走がサマーマイルシリーズ戦だった馬は〔5.6.5.58〕。その中で

　関屋記念で重賞初制覇を飾ったトゥードジボン（牡５歳、栗東・四位洋文厩舎、父イスラボニータ）はマイルＣＳ・Ｇ１（１１月１７日、京都）に直行することが８月２３日、分かった。四位調教師が「次はマイルＣＳに向かいます」と明言した。　サマーマイルシリーズでは米子Ｓ、関屋記念を連勝。１８ポ

　過去10年で最多連対数をマークする前走・中京記念組が今年は不在。そこで代わって注目したいのが、同じサマーマイルシリーズであり、目下2年連続で馬券に絡む米子S組。この組は前走連対、これまでに左回りで2回以上の連対歴のあった馬が〔1.0.1.0〕。狙いはディオ。◇主な前走レース別成

　サマーマイルシリーズの第3戦。ほぼ平坦、広い新潟競馬場の外回りコースを使ったワンターンのマイル戦。スタート地点から3角まで約550mで、最後の直線は659m。それゆえ、前半のペースが落ち着く傾向があり、過去10年で最後の3ハロン最速馬は[2-2-2-6]。瞬発力というよりも、最後まで持続する

　京都11R・米子Sはサマーマイルシリーズ初戦は4番人気トゥードジボン（牡5＝四位、父イスラボニータ）が内から先手を奪い、後続を寄せ付けず逃げ切った。　通算5勝目でオープンクラスは初V。初コンビで勝利に導いた松山は「枠（2番）も良かったですし、スタートも良く自分のリズムで競馬がで

松山弘平（３４）＝栗・フリー＝騎乗で４番人気のトゥードジボンが逃げ切り、サマーマイルシリーズ初戦を制した。２着は３番人気ディオ、３着に１０番人気のアナゴサン。１番人気ノーブルロジャーは４着だった。一度も先頭を譲らずにトゥードジボンが完勝。初コンビの松山騎手は強さを肌で感じ取った。