# グリーンスチール

「脱炭素化へ電炉導入、技術開発だけの問題ではない」「USスチール買収では一貫して対話の機会望んでいる」…日本製鉄・今井正社長
2024.08.16

「脱炭素化へ電炉導入、技術開発だけの問題ではない」「USスチール買収では一貫して対話の機会望んでいる」…日本製鉄・今井正社長

 鉄鋼業は産業界で二酸化炭素(CO2)の排出量が最も多い。最大手の日本製鉄は、電気炉や水素を使った先進技術の開発で脱炭素を目指す。海外の成長市場に経営資源を集中させる方針を掲げ、米USスチールの買収計画を進めている。今井正社長に話を聞いた。(聞き手・田中俊資) ――CO2の排出を

中国でグリーンスチール転換加速、EUの炭素税導入控え=報告書
2024.07.11

中国でグリーンスチール転換加速、EUの炭素税導入控え=報告書

[シンガポール 11日 ロイター] - ヘルシンキ拠点の独立系研究機関、エネルギー・クリーンエアー研究センター(CREA)によると、中国が今年上半期に承認した鉄鋼プロジェクトのうち、石炭を使う案件はゼロだった。欧州連合(EU)が導入する新たな炭素税の影響に備え、中国は生産時の二酸化炭素

石炭依存の鉄鋼業を救うか、「グリーンスチール」施設の建設進む スウェーデン
2024.06.25

石炭依存の鉄鋼業を救うか、「グリーンスチール」施設の建設進む スウェーデン

(CNN) スウェーデン北部ボーデン郊外の一帯で新しい施設の建設が進んでいる。この施設は地球上で最も汚染の多い産業の一つである鉄鋼業に革命を起こす可能性がある。計画通りに進めば、同地域は2026年までに白、銀、黒に塗られた工業用の建物と巨大な赤れんが色の塔で埋め尽くされることにな

グリーンスチールとは何か? 日本製鉄や神戸製鋼、JFEが「こぞって注力」するワケ
2024.06.13

グリーンスチールとは何か? 日本製鉄や神戸製鋼、JFEが「こぞって注力」するワケ

 鉄鋼業界はこれまで、CO2排出量が多いとされる産業の1つとされ、「脱炭素化」が急務となっている。こうした中、鉄鋼業界では「グリーンスチール」が注目を浴びている。これはCO2排出量を大幅に減少させた鉄鋼製造方法で生成された鉄のこと。本記事では、グリーンスチールの基礎、具体的な精製方法、日本製鉄

なぜグリーンスチールは「GXの要」? 経産省が推す理由
2024.06.11

なぜグリーンスチールは「GXの要」? 経産省が推す理由

 現在さまざまな業界で脱炭素やカーボンニュートラルの活動が本格化する中、「グリーンスチール」を掲げ、CO2排出量削減に取り組んでいるのが鉄鋼業界だ。国内製造業の中でも特に鉄鋼業はCO2排出量が多いことで知られ、日本の産業界全体のカーボンニュートラルを大きく左右するとも言われている。このグリーン

神戸製鋼「コベナブルスチール」 NETISに登録 グリーン鋼材で業界初
2024.05.29

神戸製鋼「コベナブルスチール」 NETISに登録 グリーン鋼材で業界初

神戸製鋼所は28日、低CO2高炉鋼材「コベナブルスチール」が5月13日付で国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されたと発表した。コベナブルスチールは国内で初めて商品化したグリーンスチールで、NETIS登録は業界初となる(登録番号「KK―240007」)。