# イネカメムシ

「日本酒」が絶体絶命の危機  “高温障害”で酒米の99.9%受粉できず…さらに「カメムシ」大量発生で大打撃【島根発】
2024.08.17

「日本酒」が絶体絶命の危機  “高温障害”で酒米の99.9%受粉できず…さらに「カメムシ」大量発生で大打撃【島根発】

危険な猛暑が続く2024年の夏、山陰地方では農作物をはじめ、私たちの暮らしにも猛暑の影響が及んでいる。こうした中、実は「日本酒」もピンチに追い込まれていた。近年の極端な暑さに頭を抱える島根・松江市の酒蔵を取材した。きりっと冷やした日本酒で一献…、夏の暑さも幾分和らぐ。しかし、年々

多発のイネカメムシ 再発生の謎を追う 「薬剤散布したのになぜ」
2024.08.13

多発のイネカメムシ 再発生の謎を追う 「薬剤散布したのになぜ」

 イネカメムシが水稲の出穂前に多数飛来してきたことを報じた本紙「農家の特報班」の記事を受け、複数の読者から発生動向の情報が寄せられた。詳しく状況を聞くことができた読者の情報を分析すると、通常の斑点米カメムシ類には見られないある共通点が見えてきた。 薬剤を散布したのに再び発生してい

水田のカメムシ対策 畦畔にハーブ植える 埼玉で実証試験
2024.07.18

水田のカメムシ対策 畦畔にハーブ植える 埼玉で実証試験

 埼玉県杉戸町の古澤邦敏さん(62)は、水田の畦畔(けいはん)にハーブ「ペニーロイヤルミント」を植えている。近年、多発傾向が報告される、水稲で不稔(ふねん)や斑点米の原因になるイネカメムシの被害に備えることが狙いだ。 古澤さんは水稲を6・5ヘクタール生産する。このうち、「ペニーロ

害虫イネカメムシ早くも大発生 稲の穂が出る前なのに…
2024.07.12

害虫イネカメムシ早くも大発生 稲の穂が出る前なのに…

 「うちの田んぼも大変です」。近年、発生が増えているイネカメムシの越冬地を探った本紙「農家の特報班」の記事を読み、群馬県の水稲農家の50代男性から、イネカメムシの情報が届いた。主に出穂期に飛来するとみられていたが、農家から提供された写真には、出穂期前の青い稲の葉に、同害虫が多数付いていた。

水稲害虫「イネカメムシ」の越冬地の謎 ススキの株元で生息か
2024.07.05

水稲害虫「イネカメムシ」の越冬地の謎 ススキの株元で生息か

 米の不稔(ふねん)や斑点米をもたらし、近年各地で発生が増えているイネカメムシは生態に未解明な点が多く、正確な越冬場所も謎に包まれたままだ。各地で調査が進む中、本紙「農家の特報班」は、全国でも少ない月1回の定点調査を続ける岐阜県の調査に同行。まだ広く知られていない越冬場所が見つかっていた。

補正予算でカメムシ防除対策 農家に助成を 鳥取県米子市
2024.06.07

補正予算でカメムシ防除対策 農家に助成を 鳥取県米子市

鳥取県米子市は、イネカメムシを防除する農家への緊急支援など、総額8億8000万円の一般会計補正予算案を編成しました。14日から始まる市議会定例会に提案します。米子市の伊木隆司市長は、7日、総額およそ8億8000万円の一般会計補正予算案を明らかにしました。このうち、お