「初めて見た」アタランタ在任記録を更新中、66歳指揮官のファッションが話題!「欧州トロフィーを手にした最初の監督?」
アタランタがEL決勝でレバークーゼンを3-0で破り初優勝を果たした。
監督のジャン・ピエロ・ガスペリーニはフォーマルな服装ではなく、ジャンパーとジーンズで大一番に臨んだ。
ガスペリーニのファッション選択に賛否両論あり、選手からの信頼は厚い。
現地時間5月22日にアイルランドで開催されたヨーロッパリーグ(EL)の決勝で、アタランタはドイツ王者のレバークーゼンと対戦。アデモラ・ルックマンが圧巻のハットトリックを達成し、3-0の完勝で初優勝を成し遂げた。
ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の確かな手腕を褒め称える声で溢れるなか、そのインパクトのあるファッションも話題となっている。
格式ある大会のファイナルともなれば特に、監督はフォーマルな装いでベンチ前に立つ傾向にあるが、在任8年を誇る66歳のイタリア人指揮官は、クラブエンブレムの入ったジャンパーとジーンズで大一番に臨んだのだ。
このカジュアルなコーディネートを受け、英紙『Daily Mail』は「ガスペリーニの衣装選択が意見を二分」と題した記事を掲載。ネット上の次のような声を紹介している。
「監督がジーンズ?ごめん、これはちょっと...」
「ジーンズを履いている監督を見たのは初めてだ」
「ガスペリーニ、なんて男だ!」
「ジーンズで欧州トロフィーを手にした最初の監督か?」
「監督キャリア最大の試合でブルーデニムのジーンズを履く彼を愛している」
「EL決勝にブルージーンズ。彼にとってはただの日常だ」
「アタランタが好きな理由がまたひとつ増えたよ」
セリエAでは超異例の長期政権を築き、クラブ史上最長在任記録を更新中の老将ガスペリーニ。選手からの信頼は厚く、殊勲のルックマンはEL制覇後に「彼との最初の会話でフットボールの見方が一変したよ。物事をシンプルにしてくれた。自分のプレーを違った角度から見られたんだ。とても感謝している」と語った。
ファッションひとつ取っても、枠に捉われない己のスタイルが、アタランタを高みに導いている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部