バルサ指揮官フリック、南野拓実の退場誘発シーンで「プランが変わった」。モナコを称える「彼らは勝利に値した」
バルセロナは10分でのレッドカードを受けてモナコに1-2で敗れ、フリック監督は数的不利が試合結果に影響したことを認めた。
モナコのスピードある選手のプレーを称賛しつつ、バルセロナは望むプレーができなかったことを反省し、リカバリーを重要視している。
バルセロナはこの後ラ・リーガでビジャレアル戦に臨み、目標達成を信じている。
バルセロナのハンジ・フリック監督がモナコ戦を振り返った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が指揮官のコメントを伝えた。
バルセロナは19日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）リーグフェーズ第1節でモナコと対戦。この試合、序盤の10分にGKマルク＝アンドレ・テア・シュテーゲンの縦パスを南野拓実にカットされてピンチを迎えると、たまらずファウルを犯したエリック・ガルシアが決定機阻止で一発退場に。その後に先制されたバルセロナはラミン・ヤマルのゴールで一時追いつくも、後半に再び失点して1-2の敗戦での黒星スタートを喫した。
試合後、フリック監督は「10分のレッドカードで試合が一変した。我々のアイデアやプラン変更を強いられた」と、数的不利になったことが試合結果に大きく影響したことを強調。一方でモナコが勝利に値するプレーを見せたと称えた。
「我々にもチャンスはあったが、モナコはスピードのある選手を投入してきたね。彼らは勝利に値したよ。我々は最高レベルでプレーできなかったし、望むようなプレーもできなかった。この結果を受け止める必要がある」
「ロッカールームでは失望の声が出ていたよ。選手たちには、より強くなって、そして週末の試合に向けてリカバリーすることが大事だと伝えた。我々はチャンピオンズリーグで良い結果を残せるだけの力があるし、残り7試合で目標を達成できるはずだ」
今季初黒星を喫したバルセロナはこの後、開幕5連勝中のラ・リーガで22日にアウェーでのビジャレアル戦を迎える。
