デンレべ、ベリンガムがトップ2、ハーランドは6位 2015年からの9年間で8億7600万ポンドを売り上げるドルトムントの手腕
ドルトムントは育成に定評があり、安価で選手を獲得し高額で売却するサイクルを確立している。
最も高額な選手はデンベレで、1億2500万ポンドの移籍金でバルセロナへ移籍した。
他にもベリンガムやサンチョ、オバメヤンなどが高額で売却されており、若手選手の育成に成功している。
育成に定評のあるドルトムントは安価で未来のスター候補を獲得し、ビッグクラブに高額な移籍金で売却するサイクルを確立させている。独『Bild』によると、2015年からの9年間で、その売却額は総額8億7600万ポンドに達したようだ。
ドルトムントが売却した最も高額な選手は現在パリ・サンジェルマンでプレイするウスマン・デンベレで、2017年にバルセロナへ移籍している。移籍金はボーナスを含めると、最終的に1億2500万ポンドになっており、レンヌから同選手を獲得した際に支払った3000万ポンドは1年にして約4倍になった。
次はレアル・マドリードへ移籍したジュード・ベリンガムだ。ボーナスを含めると移籍金は総額1億1300万ポンドで、バーミンガムから獲得した際に支払った2500万ポンドは3年間で、4倍以上の金額になってクラブの財政を潤している。
3位は7300万ポンドでマンチェスター・ユナイテッドへ移籍した現チェルシーのジェイドン・サンチョ、4位はクリスティアン・プリシッチ、5位にはピエール・エメリク・オバメヤンが名を連ねている。
マンチェスター・シティに移籍したアーリング・ハーランドは6位で、移籍金はわずか5070万ポンド。安価な移籍金で放出することになったのは同選手が契約解除条項の設定をクラブに求めたからであり、ノルウェー代表FWはデンベレやベリンガムのように1億ポンド以上の移籍金が見込める選手だったが、ほぼ半分の値段で売却するに至っている。
現在トップチームでプレイするジェイミー・バイノー・ギッテンスはデンベレ、ベリンガムに続くスター候補として期待されており、ロンドン生まれの20歳のこれからに注目したい。