【MLB】アストロズの強打者コンビとパドレスの新人メリルが週間MVP受賞 1球団2人はリーグ8年ぶり

AI要約

ア・リーグの週間MVPにはアストロズのアルバレスとブレグマンが選出され、ナ・リーグではパドレスのメリルが受賞。

アルバレスは打率.429で5本塁打を記録し、ブレグマンも打率.444で3本塁打を放つ活躍。

一方、新人のメリルは4本塁打を含む打率.417をマークし、パドレスからの選出は今季3人目となった。

【MLB】アストロズの強打者コンビとパドレスの新人メリルが週間MVP受賞 1球団2人はリーグ8年ぶり

 日本時間8月13日、2024年シーズン20週目の週間MVPが発表され、ア・リーグはアストロズのヨーダン・アルバレスとアレックス・ブレグマンが同時受賞、ナ・リーグはパドレスの新人ジャクソン・メリルが選出された。アルバレスとブレグマンはともにキャリア3度目の受賞で、アストロズからの選出は今季2人目と3人目。同じチームから2人が選出されるのは2022年8月のカージナルス以来2年ぶり、ア・リーグでは2016年8月のツインズ以来8年ぶりとなった。一方、メリルはキャリア初受賞で、パドレスからの選出は今季3人目である。

 現在27歳のアルバレスは6試合に出場して打率.429(21打数9安打)、5本塁打、8打点、OPS1.776の好成績をマーク。出塁率(.586)、長打率(1.190)、OPS、四球(7)はいずれもメジャー1位だった。出場した6試合中4試合で本塁打を放ち、日本時間8月11日のレッドソックス戦では今季4度目となる1試合2本塁打を記録。8月は9試合中6試合でマルチ安打を記録しており、打率.438、OPS1.530と絶好調だ。

 現在30歳のブレグマンは6試合に出場して打率.444(27打数12安打)、3本塁打、6打点、OPS1.389の好成績をマーク。得点(9)はメジャー1位タイ、長打(6)と安打は同2位タイ、打率、長打率(.889)、OPS、塁打(24)はいずれもリーグ2位だった。日本時間8月7日のレンジャーズ戦から自己最長となる5試合連続マルチ安打を記録。シーズン終了後にFAを控える今季は低調だったが、8月は9試合で打率.359、OPS1.097と調子を上げている。

 現在21歳のメリルは6試合に出場して打率.417(24打数10安打)、4本塁打、8打点、OPS1.506の好成績をマーク。得点(9)はメジャー1位タイ、塁打(25)と長打(6)は同2位タイ、長打率(1.042)とOPSは同3位だった。日本時間8月10日のマーリンズ戦で9回表に同点ソロ、翌日のマーリンズ戦でも8回表に同点2ランと勝負強さを発揮。今季は試合の8回以降に同点・勝ち越し・逆転の一発を合計5本放っており、これは21歳以下の選手としては歴代2位タイの本数となっている。