【中日】首位広島に15度目の完封勝利 髙橋宏斗がマダックス達成!広島戦23イニング連続無失点 カリステV打&ロドリゲス追加打

AI要約

中日が広島を2-0で破り、15度目の完封勝利を挙げた。

髙橋宏が100球未満での完封勝利を達成し、今季6人目の選手となった。

試合展開や選手の活躍を簡潔にまとめている。

【中日】首位広島に15度目の完封勝利  髙橋宏斗がマダックス達成!広島戦23イニング連続無失点 カリステV打&ロドリゲス追加打

■プロ野球 中日 2-0 広島 (5日 バンテリンドーム)

中日は首位・広島に今季15度目の完封勝利で、33勝38敗6分の借金5とした。また今季広島戦は11試合目で7勝3敗1分と貯金4で、セ・リーグで唯一勝ち越している。

試合は広島先発・床田に対し、初回に田中、細川、カリステの3連打で先制すると、2回にはロドリゲスが適時打を放ち2-0。一方先発の髙橋宏は5回まで広島打線をわずか51球3安打に抑えると、8回までわずか85球無失点と圧巻の投球。9回は1番からの相手打線に得点許さず今季チーム初完封勝利。広島戦は今季3度目の登板で23イニング連続無失点となっている。

髙橋宏の完封は2023年6月13日ロッテ戦(バンテリンドーム)以来、自身2度目。また100球未満での完封勝利“マダックス”を達成。昨年はプロ野球で2人のみだったが、今季はこの試合の髙橋宏で6人目6度目となっている。

スタメンは1番ライト・岡林、2番セカンド・田中、3番レフト・細川、4番センター・カリステ、5番サード・福永、6番ファースト・石川昂、7番キャッチャー・加藤匠、8番ショート・ロドリゲス、9番ピッチャー・髙橋宏のオーダーを組んだ。

髙橋宏斗(21)今季10度目の登板、ここまで4勝1敗、防御率0.74。前回の6月28日・DeNA戦(バンテリンドーム)は6回を7安打4失点(自責2)で今季初黒星となった。今季の広島戦は3度目、1勝0敗、14回を投げ7安打無失点に抑え防御率0.00。

初回は先頭の秋山に中前安打を浴び、矢野は犠打で1死二塁と得点圏に走者を背負うも、小園、野間を打ち取り先制許さず。

打線は広島先発の床田に対し、1死から田中、細川が連打で一、二塁とすると、続くカリステが左前適時打を放ち1-0。しかし続く福永は遊ゴロ併殺打に倒れた。

さらに2回には先頭の石川昂が二塁打を放つと、加藤匠が犠打で1死三塁から、ロドリゲスの前進守備の二塁後方に落とす適時打で2-0。

髙橋宏は2回は三者凡退、3回は2死から秋山に2打席連続安打を許すも後続を抑える。

打線は3回にも1死から細川が四球、カリステ、福永が連打で1死満塁の好機をつくるも、石川昂が空振り三振、加藤匠が三ゴロと3者残塁。

髙橋宏は4回はクリーンナップの小園、野間、坂倉に対し三者凡退、5回は先頭の6番・二俣にレフトへ二塁打を浴び、続く中村奨の中飛でタッチアップを許し1死三塁も、堂林を空振り三振、床田を一ゴロに抑え5回まで51球3安打3奪三振無失点の快投をみせる。

5回の攻撃は先頭の田中、続く細川が連打で無死一、三塁も、細川が痛恨のけん制死で1死三塁。カリステは空振り三振、福永は中飛と好機を逃す。

6回からはカリステに代わり板山がレフト、センターに岡林、ライトに細川と守備を入れ替える。1番からの相手打線に対し、先頭の秋山にこの試合初めての四球を与えるも、続く矢野は遊直、さらにスタートを切っていた秋山は戻れずダブルプレーで2死。小園も三邪飛に抑える。

7回には坂倉、二俣を2者連続三振とし三者凡退。

打線は6回に先頭の石川昂が右前安打、加藤匠が犠打で1死二塁も無得点。7回には2番手・コルニエルに対し、先頭の岡林が6月15日ロッテ戦(ZOZOマリン)以来の安打で出塁も、田中が犠打失敗、細川が空振り三振、途中出場の板山の打席で岡林が盗塁失敗と追加点を奪えず。

8回は先頭の中村奨に4安打目となる左前安打を浴びるも、堂林を三ゴロ併殺打に抑えるなど結果的に3人で抑えここまでわずか85球。

9回も続投し1番からの相手打線を無失点に抑えゲームセット。髙橋宏は今季5勝目(1敗)を挙げた。