【藤枝】新加入FW千葉寛汰が初日から存在感、紅白戦開始1分でゴール「信頼つかめるよう」

AI要約

J2清水から期限付き移籍で藤枝MYFCに加入したFW千葉寛汰(21)が新天地での活躍を誓った。

初日から存在感を示し、紅白戦で先制点を挙げるなどアピールを続ける。

藤枝での挑戦を胸に、チーム戦術を学びながら成長を目指す。

【藤枝】新加入FW千葉寛汰が初日から存在感、紅白戦開始1分でゴール「信頼つかめるよう」

 J2清水から育成型期限付き移籍で藤枝MYFCに加入したFW千葉寛汰(21)が新天地での活躍を誓った。

 4日は藤枝市内で行われた練習に合流。初日から存在感を放った。紅白戦では開始1分で先制点。「たまたま入っただけ」と控えめだったが、目に見える結果でアピールした。2本目は主力組のFWとしてプレー。全体練習後には須藤大輔監督(47)にチーム戦術のレクチャーを受け、理解を深めた。

 覚悟を胸に臨む。22年に清水ユースからトップ昇格し、J3今治とJ2徳島で武者修行した。清水に復帰した今季は新たな得点源として期待されながらも、リーグ戦5試合出場で無得点。結果を残せなかった。くすぶっていた中で藤枝からオファーを受け、移籍を決断。千葉は「攻撃的なサッカーをやる藤枝でやれば成長できると思った。挑戦したい気持ちがあった」と話した。

 須藤監督は「パワーもあって、1発で仕留められる選手」と評価している。最短で6日のホーム水戸戦から出場できる。合流3日目で即デビューする可能性も出てきた。千葉は「夏の移籍は最初のインパクトが大事。信頼をつかめるように結果を出したい」と力を込めた。【神谷亮磨】

 ◆千葉寛汰(ちば・かんた) 2003年(平15)6月17日生まれ、静岡市出身。中学から清水の下部組織でプレーし、22年にトップ昇格。期限付き移籍でJ3今治とJ2徳島でプレーし、今季清水に復帰。Jリーグ通算51試合出場19得点。178センチ、74キロ。右利き。