1年2カ月ぶりのJ1スタメンとなったG大阪DF江川湧清「収穫はあった」体投げ出すブロックなど奮闘

AI要約

G大阪DF江川湧清が今季リーグ初スタメンを飾り、3失点をしながらも奮闘した。

右膝軟骨の手術から復帰した江川は、長期離脱中のDF三浦弦太の穴を埋めるべく出場し、冷静なプレーでピンチを防いだ。

手薄なセンターバック陣で起用された江川は、夏場の戦いに向けて重要な経験を積むことができた。

 ◇明治安田生命J1リーグ 第21節 G大阪1ー3町田(2024年6月30日 パナスタ)

 G大阪DF江川湧清が今季リーグ初スタメンを飾った。DF三浦弦太が右膝の重症で長期離脱中、DF福岡将太は「発熱と嘔吐」(ポヤトス監督)のため急きょ出番が回ってきた。J1でのスタメンは昨年4月の湘南戦以来で、3失点をしたが奮闘。試合早々から町田に狙われたが冷静に対処し、後半6分には体を投げ出して決定的なピンチを防いだ。

 「チームが負けてしまったので悔しい結果だけど、自分にとっての収穫はあった」

 昨年9月に右膝軟骨の手術を受けて離脱。今年4月のルヴァン杯琉球戦で戦列復帰を果たし、コンディションを整えてきた。「弦太くんがケガして以降は自分にも出番が回ってくる、いつか回ってくると思っていました。その時が来るまで、いかに自分のモチベーションを高めて、良い準備ができるかが大事だった」。手薄なセンターバック陣。左足の高精度フィードが武器のセンターバックに起用のメドが立ったのは、過酷な夏場の戦いに向けて収穫と言って良い。