まさに “川崎キラー” サンフレッチェ広島、満田は直近の川崎戦3試合で《2ゴール3アシスト》

AI要約

サンフレッチェ広島は川崎フロンターレとの試合で満田誠のゴールで引き分けに持ち込んだ。

満田は3試合連続で川崎戦でゴールに関与し、汎用性の高さを見せた。

指揮官のスキッべは満田への信頼を示し、次節の神戸戦に期待を寄せている。

まさに “川崎キラー” サンフレッチェ広島、満田は直近の川崎戦3試合で《2ゴール3アシスト》

2024明治安田J1リーグ第21節で川崎フロンターレと対戦したサンフレッチェ広島。

広島は23分にマルシーニョに先制ゴールを決められると、なかなか思うようなサッカーができない時間が続いた。そんな広島を救ったのは満田誠だ。終了間際の88分、左サイドでボールを受けた満田はエゼキエウとのワンツーでピッチ中央へ侵入すると、右足を振り抜く。このシュートが川崎のディフェンダーに当たって、コースが変わるとそのままゴールネットに吸い込まれた。

終盤まではペースが掴めなかった広島だったが、満田が終了間際に値千金の同点ゴールを決め、価値ある引き分けに持ち込んだ。このゴールを決めた満田はデータサイト『Opta』によると、リーグの対川崎戦は3試合連続でゴールに関与しており、その間2ゴール3アシストを記録しているという。同選手にとってはG大阪戦と並び、もっとも得点に直接関与している対戦カードとなっているようだ。

川崎キラーとも言える満田が結果を残した今節。左WBでスタメン出場した同選手は試合中に、ボランチ、シャドー、再び左WBとポジションチェンジを行ってきた。試合中の度重なるポジション変更に対応するのは難しいが、見事にやってのけた。

そんな満田の汎用性に関して指揮官のミヒャエル・スキッべは試合後、「マコはGKをやるにはちょっと小さすぎますね」と冗談と言いながらも、続けて「ただそれ以外のポジションでは彼のアグレッシブさやずる賢さとか、そういったものはどのポジションでも通用する」と語り、同選手への信頼を言葉にしている。

直近2試合は引き分けが続いている広島だが、次節の神戸戦で勝利を飾り再び勢いを取り戻すことはできるか、注目だ。