「自分の成績しか考えていない」交代にブチギレのロナウドを元チェルシーMFが非難! 消化試合で“特権先発”に著名記者も苦言「狂気の沙汰。やりたい放題なのは誰の目にも明らか」

AI要約

ポルトガルはEURO2024のグループステージ第3節でジョージアに0-2で敗れた。試合中に主将のクリスティアーノ・ロナウドが愚行を犯し、物議を醸している。

試合中に無得点ながら交代を告げられたロナウドは、ペットボトルを蹴り上げるなど振る舞いが悪かった。元スコットランド代表MFクレイグ・バーリー氏らから批判の声が上がっている。

一部のジャーナリストもロナウドの行動を非難し、特権を得ているとして問題視している。

「自分の成績しか考えていない」交代にブチギレのロナウドを元チェルシーMFが非難! 消化試合で“特権先発”に著名記者も苦言「狂気の沙汰。やりたい放題なのは誰の目にも明らか」

 キャプテンの振る舞いに、厳しい声が飛んでいる。

 現地6月26日に開催されたEURO2024のグループステージ第3節(F組)で、すでに首位通過が確定しているポルトガルがジョージアと対戦。0-2で敗れた。

 物議を醸しているのが、ポルトガルの主将クリスティアーノ・ロナウドの愚行だ。消化試合のため、メンバーを大幅に入れ替えたなか、フィールドプレーヤーでは唯一3試合連続でスタメン出場した39歳は、無得点のまま66分に交代を告げられると憤慨。ベンチの前に置いてあったペットボトルを蹴り上げたのだ。

『Essentially Sports』によれば、チェルシーなどでプレーした元スコットランド代表MFクレイグ・バーリー氏は、『ESPN』で、こう非難した。

「彼は温存を受け入れず、1時間過ぎに交代させられたが、機嫌が悪かった。実際、彼は少し癇癪を起こした。失礼ながら、クリスティアーノ・ロナウドは自分の成績を心配しているだけだ」

 

 同氏は「ロナウドにとって、これはスタッツの向上が主な目的だったと今でも私は思う」と付け加え、個人的な目標ではなく、次の試合に向けてコンディションを優先すべきだったと示唆した。

 フランスの著名なジャーナリストであるジュリアン・ローレンス氏もバーリー氏の意見に同意し、「ジョージア戦で先発出場したのは、100%ロナウドの決断だった」と述べた。

「チームがすでに決勝トーナメント進出を決めているなら、どの監督もグループステージ最終戦で40代に近づいている選手を休ませるだろう。クリスティアーノがピッチにいたのは狂気の沙汰で、それは間違いなく彼の選択だ。完全に彼の判断だけなら、90分間フル出場していたはずだが、それは意味をなさない」

 同記者は「もし私がロベルト・マルティネス監督なら、自分のロッカールーム、チーム、選手たちに送るメッセージとしては間違っている。なぜなら、クリスティアーノがやりたい放題なのは、誰の目にも明らかだからだ」と続けた。

 このスターだけが特権を得ているような状況は好ましくないと指摘している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部