ユーロ2024最高額の国はどこだ!? 市場価値ランキング11位。意外な結果!? W杯でベスト4入りの実力国

AI要約

クロアチア代表はEURO2024に出場しており、総市場価値は3億2770万ユーロ。ズラトコ・ダリッチ監督のもとで3度の国際大会経験を持ち、成熟したチームとして注目されている。

中盤を支える3人のベテラン選手の市場価値は高くないが、若手のDFヨシュコ・バルディオルは7500万ユーロとチームトップであり、活躍が期待されている。

ユーロがモドリッチにとって最後の大会となる可能性もあり、有終の美を飾ることができるのかが注目されている。

ユーロ2024最高額の国はどこだ!? 市場価値ランキング11位。意外な結果!? W杯でベスト4入りの実力国

 欧州王者を決めるEURO2024(ユーロ2024)が開幕した。4年に1度行われるこの大会では、世界的なスター選手から将来を嘱望された若手選手まで、様々なタレントがプレーする。今回は、この大会に出場する24か国の全メンバーの総市場価値をランキング化して紹介する。※データは6月13日時点

11位:クロアチア代表

監督:ズラトコ・ダリッチ

FIFAランキング:10位

総市場価値:3億2770万ユーロ(約524億3200万円)

最高額選手:ヨシュコ・バルディオル

 FIFAランキングではトップ10入りを果たしているクロアチアだが、市場価値ランキングでは11位とトップ10入りはならず、総市場価値は3億2770万ユーロ(約524億3200万円)。それでも、2017年に就任したズラトコ・ダリッチ監督のもとで国際大会をすでに3回(ワールドカップ2018・2022、ユーロ2020)も経験していることから、成熟度は大会随一だろう。

 MFルカ・モドリッチ(600万ユーロ/約9億6000万円)、MFマルセロ・ブロゾヴィッチ(1600万ユーロ/約25億6000万円)、MFマテオ・コヴァチッチ(3000万ユーロ/約48億円)の中盤3銃士が長年チームを支えているクロアチア代表だが、いずれもキャリアのピークは過ぎており市場価値としては高くない。

 そんな中、チームトップの市場価値を持つ選手は22歳のDFヨシュコ・バルディオル(7500万ユーロ/約120億円)。昨夏にRBライプツィヒからマンチェスター・シティへ移籍金約9000万ユーロ(約140億円)で活躍の舞台を移した。本職はセンターバックだが、左サイドバックでのプレーもそつなくこなし、ディフェンダーながら今季のプレミアリーグで4得点1アシストを記録した。利き足の左足だけでなく、右足からも繰り出される強烈なミドルシュートは必見だ。

 恐らくユーロ(欧州選手権)は今大会が最後になるであろうモドリッチに有終の美を飾らせることはできるのか。