メルセデス・マイバッハ、旗艦『Sクラス』に日本限定30台の特別仕様車“ナイト・エディション”を導入

AI要約

メルセデス・ベンツが1921年創設の伝説的ラグジュアリーブランド“マイバッハ”を現代に甦らせ、日本限定30台の特別仕様車“S 580 Night Edition”が登場。

マイバッハ版Sクラスは豪華な内装や静粛性に優れ、マイバッハ・エンブレムや専用デザインの20インチアルミホイールを装備。

パワフルなV8ツインターボエンジンを搭載し、ISGと組み合わせることで高いパフォーマンスを実現。予約注文は6月17日より受付中。

メルセデス・マイバッハ、旗艦『Sクラス』に日本限定30台の特別仕様車“ナイト・エディション”を導入

 メルセデス・ベンツが現代へ甦らせた1921年創設の伝説的ラグジュアリーブランド“マイバッハ”にて、現行ラインアップの最高峰に位置するメルセデス・マイバッハ『Sクラス』に、専用ツートーンペイントとホイールデザインを採用した日本限定30台の特別仕様車“S 580 Night Edition(ナイト・エディション/ISG搭載モデル)”が登場。6月17日より予約注文の受付が開始されている。

 メルセデス・ベンツのフラッグシップに君臨する『Sクラス』のロングホイールベース版をベースとし、さらに180mm延長することで後席の居住性が格段に向上したマイバッハ版Sクラスは、後席電動コンフォートドアや、おなじみブルメスター製のハイエンド4Dサラウンドサウンドと、同システムに含まれるアクティブロードノイズキャンセレーション機能など、ショーファードリブンとしての快適性と静粛性を追求した最新技術の数々が採用されている。

 さらにインテリアでも、レザーに施された専用のステッチや使用面積が大幅に増加したインテリアのウッドトリムなどにより贅を尽くした空間が広がっているが、今回の特別仕様車ではベースモデルにオプション設定の“MANUFAKTURレザーエクスクルーシブパッケージ”を標準採用とする。

 また、こちらも特別仕様車専用の内装色として、ディープホワイトとブラックパールのツートーンでコーディネート。中央のエアコン吹き出し口やマイバッハ・エンブレムには専用のダークシャドウグロスパーツを採用し、センターコンソールにも特別仕様車専用のマイバッハ・パターンをあしらうことで、さらなる美しさと高級感を演出している。

■4リッターV8ツインターボは503PSを発揮。ISGでパワーアップも

 さらにアンビエントライトにも専用色の“ガーネットグロー”を追加し、グロスブラック&ダークシャドウグロスのリモコンキーも採用。ラグジュアリーを極めたアピアランスが最大の特徴となる。

 一方のエクステリアでも、オニキスブラックとモハーベシルバーを組み合わせた特別仕様車専用のツートーンペイントに加え、デジタルライト内側にはブラックインサート&ローズゴールドピンのカラーを採用。

 ボンネットマスコットやフロントグリル、ドアハンドル、Cピラーのマイバッハエンブレムやトランクのエンブレムなど、各クロームパーツをダークシャドウグロスパーツに変更しつつ、ドアミラーカバーやサイドウインドウトリムをブラックにして精悍なエクステリアに仕上げている。

 パワートレインには、4.0リッターのV型8気筒ツインターボエンジン“M176”に48V電気システムとISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を組み合わせたユニットを搭載。エンジン単体の最高出力は503PS(370kW)、最大トルクは700Nmを誇るが、ISGにより23PS(17kW)と205Nmを短時間発生することが可能となり、脚元にはマイバッハ・パターンをあしらった専用デザインの20インチアルミホイールを装着する。これらと9G-TRONIC、さらに4輪駆動システムの4MATICを組み合わせることで、粛々としたライドフィールが堪能できる。

 前述のとおり日本では30台の限定となり、販売台数以上の申込みがあった場合には抽選とされ、全車左ハンドル仕様の価格は4400万円(税込)となっている。詳細は公式サイト(https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/models/saloon/mercedes-maybach-s-class/overview.html)まで。

メルセデスコール:0120-190-610

メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp

[オートスポーツweb 2024年06月25日]