バスケットボールパリ五輪女子日本代表に林咲希、町田瑠唯ら12人 恩塚亨監督「金メダルを獲得するために全てをかける」

AI要約

日本バスケットボール協会は25日、パリ五輪の女子日本代表を発表。林咲希を主将とし、金メダルを目指す。

日程や対戦相手を示し、決勝は8月11日に行われる。

林や監督が意気込みを述べ、チーム一丸となって金メダル獲得を目指す姿勢を示す。

バスケットボールパリ五輪女子日本代表に林咲希、町田瑠唯ら12人 恩塚亨監督「金メダルを獲得するために全てをかける」

 日本バスケットボール協会は25日、パリ五輪の女子日本代表を発表した。主将の林咲希(富士通)=福岡県糸島市出身=や町田瑠唯(同)、馬瓜エブリン(デンソー)ら12人を発表した。前回東京五輪では銀メダルを獲得した日本は悲願の金メダルを目指す。

 パリ五輪では1次リーグ初戦に前回東京大会の決勝で敗れた米国と7月27日、ドイツと同31日、ベルギーと8月2日に対戦。決勝は8月11日。

 林は「パリオリンピックで世界一になることを目指し、ここまでたくさんのメンバーといろんな経験をしてきました。東京オリンピックでの銀メダル獲得後、ファンの皆さまからの期待やバスケットボールのスタンダードが高まり、今日に至る期間は決して楽なものではなかったです。しかし、世界一になった自分たちをイメージし、またそこに近づけるようスタッフ含め最高の雰囲気をつくり上げて練習してきました」と五輪までの道を振り返った。

 その上で「ここからあと1カ月ほどで始まりますが『走り勝つシューター軍団』のコンセプト通り、どんな相手にも足を止めることなく日本らしいバスケットで世界と戦えるよう、残りの期間もトレーニングを積んでいきます。予選からアメリカ、ドイツ、ベルギーと強豪ぞろいですが、今まで関わったメンバーみんなの想いを胸にコートに立ち、しっかりと上り詰めて、またファンの皆さまの熱い応援も力に変えて、世界一になって日本に帰ってきます」と決意を込めた。

 恩塚亨監督は「日本の強みを最大化するために、あらゆる状況を想定して、12名を選考させていただきました。候補者全員を選考できなくて残念な気持ちが先に立ちます。なぜならば、23名の候補全員が全てをかけて挑戦し、チームのために献身的に戦ってくれました。尊敬に値する努力でした。その努力と貢献に報いるためにも、メンバーの思いを背負って勝利を日本に届けたいと身が引き締まる思いです。選考された12名も同じ気持ちだと思います。残された約1カ月、チーム一丸となって連携をより深め、突き詰めて課題を克服し、最高に成長してオリンピックに臨みます。金メダルを獲得するために全てをかけて戦います」とコメントした。