バレーボール男子日本代表、米国撃破に導いた〝九州男児〟2人も初オリンピック 「目標はメダル」「気を引き締めて全力で」

AI要約

日本バレーボール協会は男子日本代表12人を発表し、九州勢の宮浦健人と甲斐優斗が初の五輪切符を手にした。

宮浦と甲斐は活躍し、強豪米国を撃破してチームに貢献した。

パリ五輪での金メダル以来の52年ぶりのメダル獲得が期待される。

バレーボール男子日本代表、米国撃破に導いた〝九州男児〟2人も初オリンピック 「目標はメダル」「気を引き締めて全力で」

 日本バレーボール協会は24日、パリ五輪に出場する男子日本代表12人を発表し、九州勢ではオポジットの宮浦健人(ジェイテクト)=熊本県荒尾市出身、20歳のアタッカーの甲斐優斗(専大)=宮崎県延岡市出身=が初の五輪切符をつかんだ。

 2人は、23日に行われたネーションズリーグ1次リーグ最終戦の米国戦で、宮浦が18得点、甲斐が16得点と活躍し、強豪撃破に貢献していた。

 海外リーグでの経験も豊富で正確なスパイクが武器の宮浦は「身が引き締まる思い。後悔しないように自分の全てを出す。どのような場面で出ても、全てのプレーや行動でチームの勝利に貢献したい。目標はメダルの獲得」と闘志を燃やした。

 身長200センチの甲斐は持ち前のサーブなどに加えて、豊かな将来性もブラン監督に評価された。甲斐は「多くの方の支えがあってこの舞台に立つことができる。感謝の気持ちを忘れず、より一層気を引き締めて全力で頑張る」と決意を込めた。

 このほか、主将の石川祐希(ペルージャ)や高橋藍(サントリー)西田有志(大阪ブルテオン)らが順当にメンバー入り。パリ五輪では金メダルに輝いた1972年ミュンヘン五輪以来、52年ぶりのメダル獲得が期待される。