【マリーゴールド】MIRAI「あそこまでやったのに…」 青野未来とのUN王座T1回戦またもドロー

AI要約

女子プロレス「マリーゴールド」のユナイテッド・ナショナル(UN)王座初代王者決定トーナメントの1回戦でMIRAIと青野未来が時間切れドローとなり、再戦が決定。

激しい攻防が繰り広げられる中、最後まで決着がつかず時間切れドローとなり、延長戦も行われた。

青野未来とMIRAIの熱戦は29日の仙台PIT大会で再々戦が行われることが決まり、決勝戦では既に勝ち上がっているボジラを待つことになる。

【マリーゴールド】MIRAI「あそこまでやったのに…」 青野未来とのUN王座T1回戦またもドロー

 女子プロレス「マリーゴールド」のユナイテッド・ナショナル(UN)王座の初代王者決定トーナメント1回戦はMIRAI(24)と青野未来(33)が再び時間切れドローとなり、3度目の対戦が決定した。

 16日名古屋大会の同1回戦で15分時間切れになった2人は、その直後に行われた5分間の延長戦も時間切れドロー。23日の東京・新木場1stRING大会で再戦が組まれた。

 ベルトへの思いをたぎらせる2人は一進一退の攻防を展開。青野が左脚を攻めると、MIRAIも得意のパワーファイトでなぎ倒した。

 残り時間2分を切ったところでMIRAIが左脚を決めにかかるが、仕留めることができない。最後はMIRAIがトドメのラリアートを決めたが、3カウントが入る前に試合終了のゴングが鳴った。

 するとその場で5分の延長戦が決定。試合開始のゴングが鳴るのを待たずにMIRAIが、勢いよく青野に馬乗りになると、エルボーを連打し意地を炸裂した。青野も負けじと馬乗り状態でエルボーを叩き込むと、場外でラリアートを打ち合った。

 残り時間が1分を切っても、2人の勢いは止まらない。青野がラリアートで吹き飛ばすと、MIRAIもスライディングラリアートで反撃。最後は青野がジャーマンスープレックスを狙ったが、時間切れドローとなり決着はつかなかった。

 熱戦のあまりノドを潰した青野は「引き分けじゃダメなんだよ! 私は一番にならなきゃダメなんだ。だからマリーゴールドに来た。次は必ずMIRAIに勝って両国でベルトを巻く」と声をしゃがらせリングを後にした。

 一方のMIRAIは「何で勝てない? あそこまでやったのに…」と涙を流しつつ「今日、決着をつけないといけなかった。どうしてもあのベルトが欲しいんだよ。だから絶対に絶対に青野未来を倒して、両国へ進みます。みなさん、魂込めて応援お願いします」と頭を下げた。

 試合後、ロッシー小川代表が29日の仙台PIT大会で再々戦を行うことを決定。既に1回戦を突破したボジラが決勝戦(7月13日、東京・両国国技館)で待っているが、勝ち上がるのはどちらなのか。