キャロウェイが新「オーパス」ウェッジをお披露目

AI要約

キャロウェイはPGAツアー選手へ向け、新しい「オーパス」及び「オーパスプラチナム」ウェッジの提供を開始した。

ツアープレーヤーとの協力により、形状やデザインに細心の注意が払われ、6番目のプロトタイプをベースに最終形が完成した。

ウェッジの形状や見た目について長時間のテスティングが行われ、選手たちのフィードバックを反映したデザインに至った。

キャロウェイが新「オーパス」ウェッジをお披露目

今週の2024年「トラベラーズ選手権」にて、キャロウェイはPGAツアー選手へ向け、正式に新しい「オーパス」及び「オーパスプラチナム」ウェッジの提供を開始した。

オーパスシリーズの最終形がお披露目されるのは今回が世界初となる。キャロウェイのツアーマネジャーであるジョー・トゥーロン氏によると、キャロウェイの契約選手たちは約2年にわたり、プロトタイプ作りと設計プロセスに関わってきたとのこと。

「トラベラーズ選手権」の火曜に、トゥーロン氏は「我々はこのウェッジのプロトタイプ製作の段階で、かなり多くの仕事をこなしました。このカテゴリーについて、徹底的に掘り下げるところから始め、世界最高の選手たちがウェッジに何を求めるかを理解することに努めました」と述べた。

トゥーロン氏とチームは、アドレス時の見た目、リーディングエッジの形状、フェースを開いたときのクラブの座り、ソールの形状、打音、打感、様々なコンディションでのターフの抜け具合に細心の注意を払った。もちろん、キャロウェイの開発設計チームは何十年にもわたり、ウェッジのカテゴリーについて研究を重ねてきたわけだが、今回に関してはツアープロがより大きな影響力を持っていた。

ツアープレーヤーを相手にしたとき、最初に乗り越えなければならない大きな壁は、アドレス時のウェッジの形状に対する彼らの第一印象である。

「形状については、かなり多くの時間を費やしました。必ずしも全員の好みと合致するわけではありませんが、大多数の選手たちにとって見た目の優れたものにするべく、長時間にわたりツアープレーヤーとテスティングを重ね、フィードバックを得る中で、この最終形に辿り着きました。選手たちが最初にウェッジをセットした際に気にするのは、アドレス時にどう見えるかという部分と、フェースを開いた際にどう見えるかという点です。ですので、形状とこのウェッジの丸みについては、とことん取り組みました」

トゥーロン氏は「最終形」という言い方をしたが、そこには、このオーパスウェッジにこぎ着けるまで、幾多のバージョンが存在したという背景があった。実際、このオーパスウェッジの最終形は、6番目のプロトタイプをベースにしている。