「関係者だけに留まらない」水原一平被告の違法賭博が米スポーツ界を脅かす…?米メディア「事件が意味するのは…」

AI要約

大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平被告が1700万ドルを盗んだスキャンダルがMLB全体に衝撃を与える大騒動となった。

水原被告は銀行詐欺と税金詐欺の罪で有罪を認め、ドジャースは解雇する事態となった。

この事件はスポーツ界の財務コンプライアンスに対する懸念を引き起こし、プロスポーツ団体における財務監視の再評価を促す結果となっている。

「関係者だけに留まらない」水原一平被告の違法賭博が米スポーツ界を脅かす…?米メディア「事件が意味するのは…」

 ロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平被告のスキャンダルが明るみに出たことで、MLBを巻き込む大騒動となった。その影響はスポーツ界全体に広がり、財務コンプライアンスに対する懸念も引き起こしていると、米メディア『カジノ・ニュース・プレス』が報じている。

 今季開幕直後、水原被告が大谷の口座から1700万ドル(約27億円)を盗んでいたことが発覚。ドジャースは水原被告を解雇し、MLBは水原被告に関する調査を行なった。そして、水原被告は銀行員を騙した銀行詐欺と虚偽の納税申告書を提出した罪で起訴され、4日(日本時間5日)にカリフォルニア州サンタアナの裁判所に出廷し、これらに関して有罪を認めている。

 水原被告のスキャンダルによる影響について、同メディアは「水原が銀行詐欺と税金詐欺の容疑で有罪を主張したことは、彼の評判を傷つけただけでなく、スポーツ界の財務コンプライアンスに対する懸念を引き起こした。この事件の意味するところは、関係者だけにとどまらず、プロスポーツ団体における財務監視の再評価を促している」と報じた。