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選抜8強の阿南光は右腕吉岡に力 徳島商や鳴門も有力 徳島大会展望
昨夏の覇者徳島商や準優勝の鳴門が夏の甲子園を目指す阿南光と競い合う。エース右腕吉岡暖の活躍や徳島商の打力と守備力が注目される。
阿南光の吉岡暖は140キロの直球と変化球で打者を圧倒し、選抜大会で好投。徳島商は春の県大会で打線が躍動し、近藤賢太らの投手陣が安定感を見せた。
鳴門や池田も昨秋から順調に戦績を伸ばしており、頂点を目指す姿勢が見られる。
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(前年優勝校 徳島商 前年参加チーム数29)
今春の選抜大会8強で、3年ぶりの夏の甲子園をめざす阿南光に、昨夏の覇者、徳島商や準優勝の鳴門などの有力校が挑む。
阿南光のエース右腕吉岡暖(はる)は140キロ台の直球に変化球を織り交ぜ、打者をゆさぶる。選抜大会では、昨秋の東海大会を制した豊川(愛知)から11三振、九州王者の熊本国府(熊本)から14三振を奪った。
徳島商は、昨夏の甲子園経験者を中心とした打力と堅守が持ち味。春の県大会は5試合で計47安打を放ち、右腕近藤賢太らの継投で守り切って優勝した。
昨秋の県大会を制した鳴門や、昨秋と今春の県大会でいずれも準優勝した池田も、頂点が見える。(吉田博行)