守護神ノイアー ドイツ代表での将来はEURO後に決断

AI要約

ドイツ代表の守護神マヌエル・ノイアーがEURO 2024後の代表での将来について決断することを明かした。

ノイアーは今回が自身8度目の主要国際大会出場で、ドイツ代表として最後の活動になるかは不明。

ノイアーに代わるマルクアンドレ・テル・シュテーゲンを求める声が高まっており、ファンの間でも支持されている。

守護神ノイアー ドイツ代表での将来はEURO後に決断

【AFP=時事】サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2024)に臨むドイツ代表の守護神マヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)は17日、大会終了後に代表での将来について決断すると明かした。

 2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)優勝メンバーで、この欧州選手権が自身8度目の主要国際大会出場となる38歳のノイアーは、今回がドイツ代表として最後の活動になるかどうか「まだ明かせない」とし、「大会が終わったら考える」と続けた。

 昨年10月、所属する独ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)で脚の骨折から約1年ぶりに復帰したノイアーは、欧州選手権の開幕を前にした親善試合でミスを連発したものの、ユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)監督に正GKの座を託された。

 ウクライナ代表とギリシャ代表との試合でミスがあったノイアーは、今年5月に行われた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)準決勝のレアル・マドリード(Real Madrid)戦でも大きな失態を犯していた。

 ゼップ・マイヤー(Sepp Maier)やオリバー・カーン(Oliver Kahn)といった独代表レジェンドGKに肩を並べる地位は確固たるものだが、このミスもあって、その代役に控えているマルクアンドレ・テル・シュテーゲン(Marc-Andre ter Stegen)を求める声が高まっている。

 大会開幕の数日前に独日刊紙ビルトは読者8万人を対象にしたアンケートを実施したが、そこでは72パーセントがテル・シュテーゲンがノイアーの代わりを務めることを望んでいると判明した。

「それについては何も読んでいない」というノイアーは、「自分にとっては、焦点を当てていたのはスコットランド戦と今後の試合だった」と述べるにとどまった。

 14日に行われたスコットランドとの開幕戦でドイツは5‐1と大勝。唯一の失点もアントニオ・リュディガー(Antonio Rudiger)のオウンゴールとなっており、ノイアーは試練にさらされることはなかった。【翻訳編集】 AFPBB News