ボーイズリーグ 札幌手稲と札幌豊平がベスト4進出…日本少年野球北海道選手権

AI要約

ボーイズリーグ日本少年野球北海道選手権の1回戦が行われ、札幌手稲ボーイズが苫小牧ボーイズにサヨナラ勝ち。札幌豊平ボーイズも大勝した。

札幌手稲は延長9回タイブレークで勝利し、昨年の雪辱を果たす。代打・筧亮太の決勝スクイズが決め手だった。

札幌豊平は松本健の3点ランニングホーマーで17-2で勝利。母の誕生日に勝利と本塁打をプレゼントした。

ボーイズリーグ 札幌手稲と札幌豊平がベスト4進出…日本少年野球北海道選手権

◆ボーイズリーグ◇日本少年野球北海道選手権 ▽1回戦 札幌手稲ボーイズ5-4苫小牧ボーイズ(15日・野幌総合運動公園野球場ほか)

 全国大会の切符をかけた戦いが始まり、1回戦4試合を行った。昨年の決勝と同カードとなった一戦は、札幌手稲ボーイズが延長9回タイブレークで代打・筧亮太(3年)が決勝スクイズを決め苫小牧ボーイズにサヨナラ勝ち。昨年の雪辱を果たして準決勝に進出した。札幌豊平ボーイズは松本健(3年)の3点ランニングホーマーなど13安打を放って札幌ボーイズに17ー2(4回コールド)で大勝した。

 〇…札幌手稲は昨年決勝で惜敗した苫小牧に初戦で雪辱した。延長9回タイブレーク。敵失で追いつくと、なおも1死満塁で代打・筧が投前スクイズを決めてサヨナラの走者を迎えた。「緊張したけど、バントはしっかりやってきた」と筧。春季リーグでは急成長中の後輩に左翼のスタメンを奪われた。自身の存在感を見せようと、打撃練習をバントに特化。大事な場面で成果を見せ「そのきっかけはつかめた」と目を輝かせた。

 〇…札幌豊平は2回無死一、二塁で6番・松本が右中間真っ二つの3点ランニング本塁打。4回コールドの快勝につなげた。春季リーグ第5節に続く公式戦2本目。まだサク越えはないが、50メートル走6秒前半の俊足を生かして、またもダイヤモンドを疾走した。この日は母・理恵さんの誕生日。「勝利と本塁打をプレゼントする」という“公約”を果たした孝行息子は「いい感触だった。強い打球が真骨頂なので」と胸を張った。