勝みなみは「69」も2週連続で1打及ばず「いいゴルフをしているのに…」

AI要約

米国女子マイヤーLPGAクラシックでの勝みなみの2日目のラウンドは、途中まで予選通過圏内に浮上するも結局は予選落ちとなった。

勝みなみは苦戦するものの、前半では5つのバーディを含む好調なプレーを見せた。

次週の大会に向けて、メジャー大会への出場を目指す勝みなみは、週末休みを利用して心の準備を整えることを決意した。

勝みなみは「69」も2週連続で1打及ばず「いいゴルフをしているのに…」

◇米国女子◇マイヤーLPGAクラシック for Simply Give 2日目(14日)◇ブライズフィールドCC(ミシガン州)◇6556yd(パー72)

決勝ラウンドの切符を引き寄せる3mのバーディパットは右を抜けた。勝みなみは初日107位から「69」で巻き返すも、通算1アンダー82位で予選落ち。前週「ショップライトクラシック」に続いてカットラインに1打及ばなかった。

グリーン上で苦しんだ前日から、パターを使い慣れているオデッセイ「オー・ワークス #1」に戻した。前半3番でボギーが先行したが、4番(パー5)ですぐに取り返すと、11番までに2度の2連続を含めて合計5バーディ。予選通過圏内まで浮上した。

「自分で流れを止めてしまった」と振り返るのは13番(パー3)のボギー。パー5の14番を獲れず、15番(パー3)のバーディパットも長いながらシンプルなラインを決められない。極め付きは16番。ティショットがディボットに入り、気持ちが切れかかった。パーで切り抜けても、晴れない心。「いいゴルフをしているのに、スコアに結びつかない」と感情をにじませる。

次週は「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」(ワシントン州サハリーCC)。9位に入った4月「シェブロン選手権」以来となるメジャーを前に、出場4試合連続で週末がポッカリと空いた。「少し(頭の中を)整理して」大舞台に備える。(ミシガン州ベルモント/亀山泰宏)