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【バレー】井上愛里沙「コートに入ったら自分が得点をとって流れを変えて次に行かせたいという気持ちは強い」VNLカナダ戦コメント
井上愛里沙選手がバレーボールネーションズリーグ2024の日本vsカナダ戦後にインタビューを受け、試合の印象やチームの状態について語った。
カナダチームとの速い攻撃や高さ、パワーを挙げながらも、チームとしての課題や修正点を指摘。
チーム全体でのバレープレーの統一や切符獲得への意欲、さらなる成長を目指す姿勢が強調されている。
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バレーボールネーションズリーグ2024の日本vsカナダ戦後の井上愛里沙選手のインタビューをお届けする。
井上選手は第2セットの途中から石川真佑選手と交代で出場、攻撃の軸の一人としてチームに貢献をしたがフルセットの末敗戦となった。
――カナダはライトから攻撃してくるヨーロッパの強豪チームと似たタイプのチームの印象だが。
井上:カナダもいいチームですし、今までの対戦相手より強いチームです。ここ1、2年対戦がなかったので自分たちも準備をしました。
第1、2セットシーソーゲームで、粘りながら勝っていただけに勝ちたかったという思いがあります。
苦しくなった時にどうしてもバタバタしてしまったり、自分たちからミスを出してしまったっていうのが相手の流れに乗せてしまう原因だと思います。
そういう時も今迄もチームとしてオフェンスを作ってきたりディフェンスを作ってきたりしたので個々にならずチームで常に6人で、もしくはコート外の選手も含めてコミュニケーションをとりながらチームとして得点できるように徹底し続けられるようにしていきたいと思います。
――改めてカナダチームの印象は?
井上:日本と似たような速い攻撃を仕掛けてくるチームです。
それに加えてやっぱり高さもパワーもあるので本当に簡単に勝つことは難しいです。
もちろんディフェンスにもいいので、本当にそういう相手に対して自分たちが粘り負けしないいうのは今日の試合のカギだったと思います。
そういった意味で今日に関してはちょっとバタバタした時にミスが出たり決まらなくて慌てて決め急ぐ形がままあったと思います。そこの修正を早くできるように、チーム全体で探していきたいなと思います。
――チームの状態はどのように感じているか?
井上:チームの状態としてはだれが出ても同じバレーをするところを今年は意識しています。
選手内のミーテイングも時間を取って割いてやっていたり、繋がりという部分では今までよりも強いなと感じています。
ベンチ内だけではなくベンチ外のメンバーも含めて前向きに練習に取り組んで頑張ろうとしているからこそ本当に全員で切符をつかみ取りたいなと思います。(※翌日のオランダvsカナダ戦でオランダが勝利をしたことで日本がオリンピック出場権を獲得したことが日本バレーボール協会から発表された(正式にはVNLの3週目終了後に発表予定))
――途中出場が多い中でそのチームの中で自分の役割はできているか?
井上:勝利に結びつかないことには自分の役目を果たしたとは言えないです。
もちろんコートの外から見て中の人たちに伝える事も大事です。
コートに入ったら自分が得点をとって流れを変えて次に行かせたいという気持ちは強いです。
そこを心は熱く頭は冷静にやるべきことをしっかり、最後まで徹底したり、続けられるようにすることで頑張っていきたいと思います。
――残り2試合どのようにプレーをしたいか?
井上:最後決めてるところで託されるポジションなので、本当に誰よりもトス(セット)を呼び込んでしっかり決めるところが自分の役割ですのでそこをしっかり発揮できるようにしたいです。