808日ぶり1軍マウンドのヤクルト・奥川 五回を終えて7安打1失点で勝ち投手の権利 白星なら980日ぶり

AI要約

808日ぶりの1軍マウンドに上がったヤクルト・奥川が、五回を終えた時点で7安打1失点。勝ち投手の権利を得た。4-0の四回1死からオリックス・杉本に被弾したソロによる1点に抑えている。

初回からいきなり二塁ランナーを背負ったが、無失点でピンチを切り抜ける。2回、3回も連打を浴びるが後続を断ち、安定したピッチングを見せる。

奥川の1軍戦登板は約2年ぶりで、けがやリハビリを乗り越えての復帰。白星を挙げれば、約3年ぶりの勝利となる。

808日ぶり1軍マウンドのヤクルト・奥川 五回を終えて7安打1失点で勝ち投手の権利 白星なら980日ぶり

 「オリックス-ヤクルト」(14日、京セラドーム大阪)

 808日ぶりの1軍マウンドに上がったヤクルト・奥川が、五回を終えた時点で7安打1失点。勝ち投手の権利を得た。4-0の四回1死からオリックス・杉本に被弾したソロによる1点に抑えている。

 味方打線が1点を先取して迎えた初回。こんがりと日焼けし、やや緊張した面持ちでマウンドで上がると、1死から来田の一ゴロをサンタナが後逸する失策で、いきなり二塁に走者を背負った。それでも太田を中飛、2死三塁で西川を二ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。

 二回は3安打され、2死一、二塁のピンチを背負ったが、若月を空振り三振に仕留めた。三回も1死から連打を許したが後続を断った。

 奥川の1軍戦登板は2022年3月29日の巨人戦以来。この間、右肘痛や足首の骨折など長いリハビリが続いた。

 この日白星を挙げれば、21年10月8日・阪神戦以来、980日ぶりとなる。