なでしこ、初の五輪頂点へ。池田太監督「金メダルを目指す」「最終メンバーは2日前に決断」。主将は熊谷紗希に

AI要約

JFAは、なでしこジャパンのパリ五輪メンバーを14日に発表した。池田太監督は選考基準や抱負について語った。

なでしこジャパンは、パリ五輪で金メダルを目指す。チームには、熊谷紗希や長谷川唯、清水梨紗などが招集された。

池田監督は、少ない枠でメンバーを選考する中でタフさとポリバレント性を重視し、チームを構成した。

なでしこ、初の五輪頂点へ。池田太監督「金メダルを目指す」「最終メンバーは2日前に決断」。主将は熊谷紗希に

JFA(日本サッカー協会)は14日、パリ五輪女子サッカーに臨むなでしこジャパン(日本女子代表)のメンバーを発表した。池田太監督が会見で選考基準や五輪への抱負を語った。

東京五輪でのベスト8敗退からパリ五輪で初の金メダル獲得を目指すなでしこジャパン。池田太監督のチームは、2011年ワールドカップ(W杯)優勝以来の世界制覇に向けて、熊谷紗希(ローマ)や長谷川唯(マンチェスター・シティ)、清水梨紗(ウェストハム)らを招集した。

池田太監督は選考について、「中2日でタフな試合が続きます。その中での選手起用をスタッフ含め想定しました。サイドの起用法はこれまでの活動の中や試合外でもテストしてシステムも含めて各選手の(様々なポジションでプレーできる)ポリバレント性も考えて、判断して構成しました」と、18名という少ない枠で補完しきれるメンバー構成だと強調した。

メンバー選考の基準については、「(バックアップメンバーを含めた)22名のくくりで戦いたいです。一人一人、力が出し切れる選手。中2日で戦う五輪でタフさも求められる。グループ、チームとして戦い抜けるタフさと積み上げてきたものを重視しましあ。自分の力、仲間の力も引き出せる。あとはチームのために献身的に動ける選手」と語った。

また、最終的なメンバー選考時期については、「手続き上のこともあるので、2日前にチームスタッフミーティングを経て、私自身最後の決断をしました」と、12日時点で決定したことを明かした。チームの主将については「このチームを引っ張ってきた熊谷選手にまとめてもらいたいです」と、引き続き熊谷がキャプテンを託すことを明かした。

そして、五輪に向けた抱負として、「戦うならば頂点を目指そうと選手たちと話している。グループステージも厳しいですし、決勝トーナメントでも強豪と戦う。1試合1試合を戦って金メダルを目指したいです」と頂点を見据えた。