ロッテ 佐々木朗希がヒヤリ連発 ベースカバーで足を滑らせ、小園の打球はあわや直撃 上半身の疲労回復遅れから復帰マウンド

AI要約

ロッテの佐々木朗希投手が広島との試合で先発し、初回を無失点で乗り越えた。ヒヤリとする場面もあったが、しっかりと立ち上がった。

佐々木投手は内角低めのフォークで空振り三振を奪い、最後は直球で押し込んで二ゴロを打ち取った。

プロ入り初登板となった佐々木投手は長いイニングを心がけ、15日ぶりのマウンドで頑張りました。

 「広島-ロッテ」(8日、マツダスタジアム)

 ロッテの佐々木朗希投手が先発し、初回を無失点に抑えた。一塁ベースカバーで足を滑らせ、小園の打球が足首を急襲するなどヒヤリとさせるシーンが連発したが、しっかりと立ち上がった。

 先頭の秋山をストレート2球で追い込み、一ゴロに打ち取ったが、ベースカバーで一塁ベースを踏んだ直後に脚を滑らせる場面も。ヒヤリとするシーンだったが、続く羽月は内角低めのフォークで空振り三振。野間は追い込んでから死球を与え、小園には痛烈なピッチャー返しのゴロが足首付近を襲った。

 幸いにも大きな問題はなく、続投。2死一、二塁から5番・末包は変化球主体の配球でカウントを整え、最後は157キロの直球で押し込み二ゴロに打ち取った。

 マツダスタジアムではプロ入り初登板となった佐々木。上半身の疲労回復が遅れたため、5月24日・ソフトバンク戦以来、15日ぶりのマウンドとなった。前日の試合前練習ではマウンドをチェックし「広島で投げるのは初めてなので、とにかくいつも通りの投球を心がけて長いイニングを投げられるように頑張ります」とコメントしていた。