【ボート】住之江太閤賞は馬場貴也がイン逃げで7回目のG1優勝

AI要約

馬場貴也が太閤賞をイン逃げで制し、7回目のG1優勝を果たした。

馬場は予選後のアクシデントを乗り越えて優勝し、堂々の逃げを見せた。

勢いを取り戻した馬場は優勝賞金1200万円を獲得し、賞金ランクも上昇した。

 「太閤賞・G1」(5日、住之江)

 1号艇で人気を集めた馬場貴也(40)=滋賀・93期・A1=がイン逃げで快勝。通算では63回目、G1は昨年12月のまるがめ周年以来、7回目の優勝を勝ち取った。2着は菊地孝平、3着には深谷知博が続き、順当な決着で落ち着いた。

 馬場が乱戦の太閤賞を制し、高らかに勝ち名乗りを上げた。予選終了後の4日目12Rで転覆失格というアクシデント。結果的には予選をトップ通過し、準優勝戦はきっちりイン逃げを決めた。ただ、明らかに予選道中の動きとは違っていた。優勝戦1号艇ではあったが、レース前に大整備を敢行した。「ストレートや1周1M、道中の足が良くなってました」と、土壇場での勝負は吉と出た。インからコンマ07の鋭発を決め、鮮やかな先マイで勝負あり。堂々の逃げを決めて勝利を勝ち取った。

 前走のSG・ボートレースオールスター(多摩川)で優勝戦まで進出して2着。「流れが変わったと思って乗り込んで来ましたが、今節はツキ1本でした」と、振り返ったが、ここに来て勢いが戻ってきたのは間違いない。太閤賞で天下統一を果たし、優勝賞金1200万円を上積みし、賞金ランクも4位まで浮上した。