【新日本】デスペラードと石森太二がBOSJ決勝に進出 初Vかけてドミニオンのメインで激突

AI要約

ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)31」準決勝結果。石森太二とエル・デスペラードがBOSJ決勝進出。

石森はTJPとの激しい一戦を制し、6年ぶりの決勝進出。デスペラードはDOUKIを相手に20分の熱戦を制して2年ぶり3度目の決勝進出。

石森とエル・デスペラードの決勝進出で、初優勝を懸けた激しい闘いが期待される。

【新日本】デスペラードと石森太二がBOSJ決勝に進出 初Vかけてドミニオンのメインで激突

<新日本:後楽園大会>◇3日◇東京・後楽園ホール

 「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)31」準決勝2試合が行われ、石森太二とエル・デスペラードの2人が、6月9日「ドミニオン大阪城ホール大会」のメインイベントで行われるBOSJ決勝にコマを進めた。どちらが勝っても初優勝となる。

 この日のセミファイナルで、まず石森がTJPと対戦。TJPが石森に掟破りのBone Lock(相手の腕を自らの肩に引っ掛けた状態で両手で相手の顔面をクラッチする技)をかけるなど互いに譲らぬ一戦となったが、スキをついて逃れた石森がBone LockをTJPに見舞い、さらにリバースブラディサンデー、最後はとどめのブラディークロス(自らのヒザを相手の顔面付近に押しつけながら落下していく飛びつき式変型フェイスバスター)とつなぎ、19分37秒、TJPから3カウントを奪った。石森の決勝進出は6年ぶりとなる。

 準決勝もう1試合はメインイベント。デスペラードとDOUKIが戦い、こちらも20分を超える熱戦となったが、最後はデスペラードがピンチェ・ロコ(リバース・フルネルソンで相手を持ち上げ、旋回しながら自分の足の間に相手の顔面をたたきつける技)で3カウントを奪い、2年ぶり3度目の決勝進出を決めた。デスペラードは試合後のリングで「もう長々と言葉はいらんだろ。オレが優勝するからな!」と叫んだ。