メッシから引き継いだ “バルサの10番”は復活できるのか 去就騒がれるファティの決意 「僕の夢はいつも同じ」

AI要約

アンス・ファティは怪我に悩みながらも、バルセロナで成功を夢見ている若手選手である。

昨夏のブライトンへのレンタル移籍は思ったような成績を残せず、バルセロナに戻っている状況である。

ファティは再びバルセロナでプレイしたいという強い意志を持っており、クラブも彼の復活を期待している。

メッシから引き継いだ “バルサの10番”は復活できるのか 去就騒がれるファティの決意 「僕の夢はいつも同じ」

リオネル・メッシの10番を引き継いだアンス・ファティは今夏の去就が注目されている1人だ。

16歳でバルセロナのトップチームデビューを飾ったファティも21歳となった。バルセロナでの将来を嘱望されていたが、最近は怪我に悩むことも多く、21歳で7度の離脱を強いられている。

そんなファティは昨夏にブライトンへのレンタル移籍が決まり、輝きを取り戻すことを期待されたが、公式戦30試合で4ゴール1アシストと思ったようなインパクトを残せなかった。新天地でも怪我に悩まされ、出場時間は1037分に留まった。

再起を誓ったブライトンでもうまくいかなかったファティは現在バルセロナに戻っている。スペイン『football espana』はラ・リーガの他のクラブへレンタル移籍をする可能性があると主張している。そんな中、ファティはスペイン『MUNDODEPORTIVO』のインタビューで「あなたの夢はなんですか」と聞かれ、このように答えている。

「僕の夢はいつも同じだよ。10歳でここに来て以来、僕の夢はバルサで成功することだった。ここ数年は簡単ではなかったけど、それもフットボールの一部。僕は21歳で、これからも成長し続けなければならないが、クレ(バルセロナのファンの愛称)から受けた愛情をすべて返せることに興奮している。毎日、街で励ましの言葉をかけてくれる人たちに出会う。それがモチベーションになり、このクラブのために戦い続け、自分のベストを尽くす原動力になっている」

ファティはバルセロナで再びプレイしたいという強い意思があるようで、バルセロナとしてもファティがかつての輝きを取り戻してくれるのを期待したいところだろう。ラミン・ヤマルと共に両ウイングを下部組織出身の期待の若手が担ってくれるのはクラブのロマンでもある。

ハンジ・フリック新監督の下、新たなチーム作りを行うバルセロナで、10番はかつての輝きを取り戻すことができるのか。