大前綾希子が2019年8月以来のITFツアー7勝目、阿部宏美は単複2冠ならず [W15東京有明国際女子オープン/テニス]

AI要約

大前綾希子が東京有明国際女子オープンで阿部宏美を破り優勝。大前はツアータイトル獲得は2019年以来。今大会では木下晴結や川岸七菜を破って決勝進出。

阿部宏美はダブルスで優勝したが、シングルスでは大前に敗れ2冠ならず。大会最終日の女子シングルス決勝は大前が6-2 7-6(2)で勝利。

大前綾希子が2019年8月以来のITFツアー7勝目、阿部宏美は単複2冠ならず [W15東京有明国際女子オープン/テニス]

 国内で開催される国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「東京有明国際女子オープン」(ITFワールドテニスツアーW15/東京都江東区・有明テニスの森公園コート/本戦5月28日~6月2日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第7シードの大前綾希子(橋本総業)が阿部宏美(EMシステムズ)を6-2 7-6(2)で振りきり優勝を飾った。試合時間は1時間46分。

 2016年全日本テニス選手権チャンピオンで31歳の大前がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、2019年8月の筑波(W25/ハードコート)以来でキャリア7度目(準優勝4回)となる。

 今大会での大前は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)の小山ほのり(フリー)を6-3 6-3で下し、2回戦は力石優衣(フランチャイズビジネスインキュベーション)が第1セット途中で棄権したため勝ち上がり、準々決勝で17歳の木下晴結(Team Rise)を6-2 6-4で、準決勝では川岸七菜(アカラクリニック)を2-6 6-1 6-1で破って決勝進出を決めていた。

 24歳の阿部は森崎可南子(橋本総業ホールディングス)とのペアで第1シードとして出場したダブルスで優勝を飾っていたが、単複2冠はならなかった。

<大会最終日◎6月2日|試合結果>

■女子シングルス決勝

○25大前綾希子(日本/橋本総業)[7] 6-2 7-6(2) ●7阿部宏美(日本/EMシステムズ)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位