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FC大阪と奈良の「生駒山ダービー」はスコアレスドロー J3では通算1勝1敗1分け
明治安田J3リーグ 第15節、FC大阪と奈良が対戦し、スコアレスドローに終わった。
奈良の嫁阪翔太が得点したが、反則でノーゴールとなり試合は0-0で終わる。
両チームとも攻め手を欠き、FC大阪は連敗を2で止め、奈良は今季初の0-0だった。
◇明治安田J3リーグ 第15節 FC大阪0―0奈良(2024年6月2日 東大阪市花園ラグビー場)
J3で3度目となった今季初のFC大阪と奈良の「生駒山ダービー」は史上最多6459人の観衆を集めて行われ、スコアレスドローに終わった。J3昇格後の対戦成績は1勝1敗1分け、通算対戦成績はFC大阪の7勝5敗6分け。「生駒山ダービー」の名称は大阪府と奈良県を隔てる位置に生駒山がそびえ立つことに由来する。
試合は前半20分、奈良の左コーナーキックからMF嫁阪翔太がニアサイドで頭で合わせてゴールネットを揺らしたものの、ゴール前でGKに対する反則があったと判定されノーゴールに。
以降は風にも翻弄(ほんろう)されて両チームとも攻め手を欠き、FC大阪は今季6度目の、奈良にとっては今季初の0―0となった。
FC大阪GK永井建成は「何としても勝ちたかったが、勝ち点1を取れたことはよかった」と連敗を2で止めたことには安堵。一方、チームトップの5得点をマークしている奈良のルーキーFW百田真登は「前半からじっくり攻めようという部分ではうまくいっていて、自分としても手応えがあった中で決めきれなかった。もう少し自分たちでサイドチェンジをして、形を作りながら攻められたらよかった」と今後の課題を挙げた。