宗像・神湊にステーキ&ハンバーグ店「牛車」 博多から移転

AI要約

ステーキ&ハンバーグ店「牛車」が宗像市神湊に移転オープンして1カ月が経過。

中野千恵子さん夫婦から引き継いだ息子の寿親さんが、自然に囲まれた環境での店舗を目指し移転を果たした。

メニューには、和牛100%のハンバーグやステーキが豊富に用意されており、九州産の黒毛和牛を使用。

また、ソースにもこだわり、時代に左右されない伝統の味を提供し続ける姿勢を示している。

営業時間は11時から19時までとなっており、ペット同伴可のテラス席も設けられている。

 ステーキ&ハンバーグ店「牛車」(宗像市神湊)が博多から移転オープンして1カ月がたった。(宗像経済新聞)

 中野千恵子さん夫婦が福岡市内で50年間、跡を継いだ息子の寿親さんが福岡市博多区で27年間営業してきた同店。

 寿親さんは「山と古墳、自然が好きで福岡市内から宗像や福津によくバイクで行っていた。そこで福津の飲食店の店主と知り合い、『自然に触れ合える環境の中で店をしたい。宗像・福津の人と触れ合いたい』と思い移転を決めた」と話す。「福岡市内のお客さまは、宗像市に移転したことに驚きながらも来てくれる。福岡市のテナントはビルだったため、自然に囲まれた戸建ての店に憧れていた」とも。

 席数は23席。ペット同伴可のテラス席も備える。メニューは、父のレシピを受け継いた、つなぎなしの和牛100%を使った「牛車ハンバーグステーキ」(140グラム=1,800円~)、「牛車フィレステーキ」(100グラム=3,200円~)、ヒレかロースが選べる「上牛車ステーキ」(100グラム=5,000円)、ハンバーグ(140グラム)と牛車フィレステーキ(100グラム)の「牛車コンビステーキ」(5,000円)を用意する。肉は全て九州産(佐賀、宮崎、鹿児島)の黒毛和牛を使う。

 寿親さんは「ソースに使うタマネギは、その都度うま味が強く感じる産地の物を使っている。父から受け継いだ味、時代に左右されない形で提供し続けていきたい」と話す。

 営業時間は11時~19時。