海中に沈んだ車から見つかった「人骨様の物」は「人骨」 17年前に行方不明届けが出ていた当時61歳の男性と特定

AI要約

福岡市東区の博多湾に沈んだ乗用車から遺体が見つかり、17年前に行方不明になっていた男性であることが判明しました。

乗用車は激しく損傷していたが、事件に巻き込まれた可能性は低いとされています。

死因は不明のまま、警察が詳しい調査を進めています。

海中に沈んだ車から見つかった「人骨様の物」は「人骨」 17年前に行方不明届けが出ていた当時61歳の男性と特定

福岡市東区の博多湾に沈んだ乗用車から見つかった人間1体分の「人の骨のような物」について、司法解剖の結果、「人の骨」だったことが明らかになりました。

遺体で見つかったのは、17年前に行方不明届けが出ていた当時61歳の男性でした。

■海中に損傷激しい乗用車車内から「人の骨のような物」見つかる

14日午後、福岡市東区博多湾で潜水訓練をしていた消防署員が海中に沈む乗用車を発見しました。

乗用車は損傷が激しく、警察が20日に乗用車を解体しながら中を調べたところ、「人の骨のような物」が見つかりました。

見つかった「人の骨のような物」は人間1体分で、切断されたような痕などはありませんでした。

■「人の骨」と特定亡くなったのは17年前に行方不明届が出ていた男性

乗用車からは、17年前に行方不明届が出ていた福岡市東区に住む当時61歳の男性の免許証もつかっていて、警察が関連を調べていました。

警察は、24日、司法解剖などの結果、「人の骨の様な物」は、「人の骨」で亡くなったのは、当時61歳の男性と判明したことを明らかにしました。

死亡の原因は、不明だということです。

■当時61歳の男性が事件に巻き込まれた可能性は低いとみて捜査

警察によりますと乗用車の損傷は激しいものの、衝突されたような痕が無いことや遺体の状況などから当時61歳の男性が事件に巻き込まれた可能性は低いとみて捜査しています。