「手足口病」警報レベルに 甲府と峡東 県内では2年ぶり 手洗いなど呼びかけ 山梨県

AI要約

ウイルス性の感染症「手足口病」が甲府と峡東の保健所管内で警報レベルになった。

2年ぶりの警報レベルで、子どもを中心に口の中や手足に発疹が出る感染症である手足口病は夏場に流行する。

感染対策の徹底として、県や市は手洗いなどを呼びかけている。

「手足口病」警報レベルに 甲府と峡東 県内では2年ぶり 手洗いなど呼びかけ 山梨県

 ウイルス性の感染症「手足口病」が23日、甲府と峡東の2つの保健所管内で警報レベルとなりました。

 県内で「手足口病」が警報レベルになるのは2年ぶりです。

 手足口病は子どもを中心に口の中や手足に発疹が出るウイルス性の感染症で主に夏場に流行します。

 甲府市保健所によりますと、先週1週間に定点医療機関で確認された感染者は平均で5・2人に上り、警報レベルの5人を超えました。

 また、峡東保健所管内でも平均5・25人に上り、警報レベルとなりました。

 一方、甲府市保健所管内では先週、警報レベルが解除されたA群溶血性レンサ球菌咽頭炎=いわゆる「溶連菌」感染症が再度、警報レベルとなりました。

 県や市は手洗いなどの感染対策の徹底を呼びかけています。