女子大生は福島市出身、大阪マンション殺人 容疑の男、鍵所持か

AI要約

枚方市のマンションで関西外国語大2年の女性が殺害される事件が発生。犯行は部屋で行われ、被疑者は交際関係にある男性。事件によって周囲の人々は深い悲しみに包まれた。

犯人は女性を刺して殺害後、警察に自首。女性は地元で愛される存在であり、周囲の人々から驚きと悲しみが広がった。

周囲の人々からは、事件を信じられないという声が挙がり、女性の突然の死に衝撃が広がった。

 大阪府枚方市のマンション一室で、住人で関西外国語大2年の女性(19)の遺体が見つかった事件で、女性が福島市出身だったことが20日、関係者への取材で分かった。府警に殺人容疑で逮捕された無職の男(26)=兵庫県明石市=が女性の自宅のものとみられる鍵を所持していたことも判明した。

 府警は同日、殺人容疑で男を送検した。女性の上半身には複数の刺し傷があり、「自宅で殺害し鍵をかけて出た」と供述していることも分かった。府警は2人が交際関係にあり、何らかのトラブルがあったとみて調べる。

 男は18日午後、「ホテル料金が払えない」と府警に通報し、駆け付けた警察官に「人を殺した」と話した。府警が枚方市のマンション3階の部屋を確認すると、女性が倒れていた。

 送検容疑は5月中旬ごろ、枚方市内のマンション一室で女性を包丁で刺すなどして殺害した疑い。

 女性と中学校の同級生という男性(19)は「とてもいい子で、クラスの中心のような存在だった。二十歳の集いで会うのを楽しみにしていたのに」と声を震わせた。報道で事件を知った時には同姓同名の別人だと思っていたといい、「信じたくないし、今でも夢なんじゃないかと思っている」とショックを隠しきれなかった。

 別の中学校同級生の男性(19)は「元気でみんなから愛される人。頭が良くて勉強もできた。関西の大学に進学したとは聞いていたが...」と悲しんだ。