熊本・宇城市では半日で1か月分の雨量を超える大雨に

AI要約

9月22日は、熊本県内で大雨への警戒が続く一日となりました。宇城市では平年値を大幅に上回る雨量が観測され、避難指示も出されました。

気象台が土砂災害警戒情報を出し、解除した後も雨雲の影響が続く可能性があります。土砂災害への警戒が必要です。

熊本市内では巡回中の職員が倒れた木を発見しましたが、幸いけが人はいませんでした。災害に対する迅速な対応が行われました。

9月22日は、宇城市で9月・1か月に降る雨の量の平年値をわずか半日ほどで上回るなど、熊本県内は大雨への警戒が続く一日となりました。

気象台は上天草市と宇城市に9月22日午後、土砂災害警戒情報を出しましたが、午後3時頃に解除しました。

宇城市三角では降り始めからの雨量が228.5ミリに達していて9月・1か月の平年値174.1ミリを超えています。その宇城市では市内全域に避難指示を出し、避難所を開設しましたが、土砂災害警戒情報に解除に伴い、避難指示も解除しました。

また熊本市中央区城東町では午前10時ごろ、熊本県立美術館の職員が、巡回中に敷地内の高さおよそ15メートルの木が倒れているのを発見しました。倒れた木は県道の歩道をふさぎましたが、歩道にかかる木はすでに撤去されています。熊本市によりますとけが人はいないということです。

気象台によりますと活発な雨雲は次第に南下する見込みですが、これまでの雨で地盤が緩んでいるおそれがあります。斜面から離れた部屋で過ごすなど引き続き、土砂災害に警戒をしてください。