山形県内各地で大雨…10市町村で9000世帯、2万4000人以上に避難指示、夕方にかけて大雨に警戒

AI要約

県内では激しい雨による土砂災害や浸水の危険性が高まり、多くの市町村で避難指示が発令されている。

交通機関にも影響が出ており、新幹線や特急列車などの運行が見合わせられている。

大雨が予想されるため、引き続き警戒が必要であり、24時間降水量は100ミリに達する可能性がある。

山形県内各地で大雨…10市町村で9000世帯、2万4000人以上に避難指示、夕方にかけて大雨に警戒

県内は22日朝から所によって激しい雨に見舞われ、尾花沢市全域など10の市町村で2万4000人以上に避難指示が出されているほか土災害警戒情報も17市町村に拡大しています。

県内では22日正午までに酒田市や寒河江市など17の市町村で土災害警戒情報が発表されました。気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

この大雨で、尾花沢、大石田の全域と東根、村山、寒河江、新庄、酒田、それに庄内、河北、鮭川の一部地域の、合わせて9000世帯、2万4000人以上に避難指示が出されています。

交通の状況です。JR山形支店によりますと山形新幹線つばさは22日、山形ー新庄間の上下線で、羽越線の特急いなほは酒田ー新潟間の上下線で終日運転を見合わせます。このほか一部在来線も運転を見合わせる区間があります。

国交省山形河川国道事務所によりますと、国道47号は雨の量が規制値を超えたため、戸沢村古口の一部区間で通行止めとなっています。また、東北中央自動車道は土砂崩れのため大石田村山インターチェンジから尾花沢インターチェンジの間の上下線で通行止めとなっています。

県内は22日夕方にかけて大雨が続く見込みで、23日午前6時までの24時間降水量は多い所で県内全域100ミリと予想されています。