「87歳でこんな動きが…」米寿記念のバレー大会 親族相手にスパイク成功 沖縄・うるま市

AI要約

福原兼伸さん(87)の米寿を祝う親族バレーボール大会が開催された。福原さんはバレーボール指導者として県内外で知られ、セッターとして活躍した。

福原さんは若い頃からバレーボールの世界で活躍し、教え子たちの活躍を見守りたいと語った。

家族や親族からは尊敬の言葉が寄せられ、福原さんは健康を保ちながら楽しい老後を過ごすことを願われている。

「87歳でこんな動きが…」米寿記念のバレー大会 親族相手にスパイク成功 沖縄・うるま市

 沖縄県うるま市平良川の福原兼伸さん(87)の米寿を祝う親族バレーボール大会が8月17日、市内の栄野比区公民館で開かれた。20人余りが集まり、福原さんはセッターとして試合を主導。時折スパイクを決めて会場を沸かせた。(与古田徳造通信員)

 福原さんは、県内外で知られるバレーボール指導者。選手としては琉球大学4年生の時、熊本国体に出場し、社会人の強豪チーム、日本鋼管に勝利を収めた。翌年から中学校教員になり、監督として何度も県大会を制覇した。

 高校に転出してからは美里工業高校(沖縄市)で県大会、全国大会で好成績を残し、2010年には日本スポーツ協会から表彰された。

 バレーボール大会に参加した4人の子、12人の孫は「87歳でこんな動きができるのはすごい。尊敬します」「これからは健康に留意して過ごしてほしい」と話した。

 福原さんは「これからは教え子たちの活躍を見守っていきたい。試合を見に行って応援すること。これが楽しみです」と笑顔を見せた。