「あんや やだごと おら おしょす」 岩手弁かるた、盛岡の会社が制作販売

AI要約

盛岡市のウェブサイト制作会社「ライフアシスタンスカンパニー」が、岩手弁を使ったかるた「ぺっこオニかるた」を受注販売している。遊びながら岩手弁の面白さを知ってもらうのが狙い。

かるたは岩手弁60単語の計60枚。読み札には岩手弁と標準語訳が書かれており、取り札には会社のキャラクター「ぺっこオニ」が描かれている。

同社は2007年から岩手のご当地情報を発信するサイトを運営しており、岩手弁を知らない人が増えていることに危機感を覚えた社長がこのかるたを企画した。

「あんや やだごと おら おしょす」 岩手弁かるた、盛岡の会社が制作販売

 盛岡市のウェブサイト制作会社「ライフアシスタンスカンパニー」が、岩手弁を使ったかるた「ぺっこオニかるた」を受注販売している。遊びながら岩手弁の面白さを知ってもらうのが狙い。制作者は「方言が家族や友人との会話のきっかけになったらうれしい」と話す。

 かるたは岩手弁60単語の計60枚。読み札には「あんや やだごと おら おしょす」(わあ、やだなあ、私、恥ずかしい)「かかさらね」(書けない)など、岩手弁と標準語訳が書かれている。取り札には同社のキャラクター「ぺっこオニ」が描かれている。縁起が良いと小判形に仕上げた。

 同社は2007年から岩手のご当地情報を発信するサイトを運営している。地元でも岩手弁を知らない人が増えていることに危機感を覚えた千葉英男社長(56)が企画した。千葉社長は「自然と岩手弁を口にする機会が生まれる。かるたを囲んで楽しい時間を過ごしてほしい」と語る。

 新商品紹介サイト「Makuake」で12日まで購入できる。通常版は5500円。小判形にちなんだ金色版は2万2000円。連絡先はライフアシスタンスカンパニー019(606)3535。