九州北部地方 引き続き線状降水帯発生のおそれ(山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県)14日午後にかけて 長崎県で24時間250ミリ予想も 引き続き土砂災害などに厳重警戒を 14日午前10時48分発表

AI要約

福岡管区気象台は九州北部地方に大雨と突風に関する警戒呼びかけを発表しました。

土砂災害や河川増水に厳重な警戒が必要で、14日午後には大雨災害の危険度が高まる可能性があります。

梅雨前線からの暖かく湿った空気が流入し、大気が不安定となっているため、雷や突風にも注意が必要です。

九州北部地方 引き続き線状降水帯発生のおそれ(山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県)14日午後にかけて 長崎県で24時間250ミリ予想も 引き続き土砂災害などに厳重警戒を 14日午前10時48分発表

福岡管区気象台は大雨と突風に関する九州北部地方(山口県を含む)気象情報を発表しました。(14日午前10時48分)

九州北部地方では、土砂災害の危険度が高くなっている所や増水している河川があり、気象台は土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県では、14日午後にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性あるとしています。

発表内容は以下のとおり。

[気象概況]

 対馬海峡に停滞している梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。

 このため、九州北部地方では、15日昼過ぎにかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。また、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれもあります。

[雨の実況]

降り始め(10日03時)から14日10時までの降水量(アメダスによる速報値)

  山口県

    下関市竹崎 249.5ミリ

    岩国市広瀬 225.5ミリ

    山口市前町 216.5ミリ

  福岡県

    添田町野田  134.0ミリ

    柳川     128.5ミリ

    小倉南区東谷 120.5ミリ

  大分県

    日田市椿ヶ鼻 147.0ミリ

    杵築     109.5ミリ

    国東市国見  101.5ミリ

  佐賀県

    嬉野    192.0ミリ

    佐賀空港  121.0ミリ

    佐賀市北山 114.5ミリ

  熊本県

    五木 249.0ミリ

    水俣 241.5ミリ

    山江 230.0ミリ

  長崎県

    五島市木場町 290.0ミリ

    福江空港   282.5ミリ

    雲仙岳    229.0ミリ

[雨の予想]

14日に予想される1時間降水量は多い所で、

  山口県 50ミリ

  福岡県 60ミリ

  佐賀県 60ミリ

  長崎県 60ミリ

  大分県 60ミリ

  熊本県 60ミリ

15日に予想される1時間降水量は多い所で、

  山口県 40ミリ

  福岡県 40ミリ

  佐賀県 40ミリ

  長崎県 40ミリ

  大分県 20ミリ

  熊本県 20ミリ

14日12時から15日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、

  山口県 180ミリ

  福岡県 200ミリ

  佐賀県 200ミリ

  長崎県 250ミリ

  大分県 180ミリ

  熊本県 180ミリ

 線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。