出雲市大社町で県道が崩落し全面通行止め 日御碕地区が孤立状態 出雲市で一時11地区に避難指示(島根)

AI要約

出雲市大社町日御碕の県道が大雨の影響で崩落し全面通行止めとなり、日御碕地区が孤立状態に。市が対応中。

日御碕地区には235世帯、548人が登録されており、影響を受けた人数の確認を急いで行っている。

出雲市では最大記録となる211.5ミリの降水量を観測し、土砂災害の危険性が高まり避難指示が出されている。

出雲市によると、9日早朝からの記録的な大雨の影響で、出雲市大社町日御碕の県道が崩落し全面通行止めとなっています。このため日御碕地区が孤立状態となっていて、市などが対応にあたっています。

(画像:視聴者撮影)

通行止めとなっているのは、出雲市大社町日御碕の県道29号線で、9日夕方に大雨により崩落しているとの連絡がありました。

このため日御碕地区に向かうルートが寸断されていることから、この地区に住む住人などが孤立状態にあるということです。

市の住民票によると、地区には235世帯、548人が登録されているということですが、実際にどのくらいの人数が影響を受けているかどうかは把握できておらず、なるべく早く確認したいとしています。

またこの地区に戻れない住人もいることから、大社町内の施設に避難所を開設して受け入れているということです。

梅雨前線の影響で、出雲市では活発な雨雲が9日朝から断続的にかかり、午後9時半までの12時間降水量が211.5ミリと観測史上最大を記録しています。

出雲市では午後4時45分に、土砂災害の危険性が高まったとして、大津地区、塩冶地区など11地区に警戒レベル4の避難指示を出しました。その後、午後9時半に7地区で解除しましたが、依然として高浜地区、鳶巣地区、国富地区、遥堪地区は継続中です。避難所などへの避難、移動が危険な場合はより安全な自宅内の部屋や建物に移動するなど、安全を確保するよう呼び掛けています。