古代の「大賀ハス」大輪見頃 富山の本陽寺

AI要約

古代のハス「大賀ハス」が富山市梅沢町の本陽寺境内で見頃を迎え、訪れた人の目を楽しませている。

花は直径15センチほどで数輪咲いている。2日は市内のデイサービス利用者らが、淡いピンク色の花に見入っていた。都築昌信住職によると、残るつぼみが次々と咲くため、今月12日ごろまで見頃が続くという。

大賀ハスは植物学者の大賀一郎博士が1951年に千葉県内の約2000年前とされる泥炭層から種子を発掘し、発芽させた。同寺のハスは62年に東京の寺院からその分根を株分けしてもらい、約60年育てているものという。

古代の「大賀ハス」大輪見頃 富山の本陽寺

 古代のハス「大賀ハス」が富山市梅沢町の本陽寺境内で見頃を迎え、訪れた人の目を楽しませている。

 花は直径15センチほどで数輪咲いている。2日は市内のデイサービス利用者らが、淡いピンク色の花に見入っていた。都築昌信住職によると、残るつぼみが次々と咲くため、今月12日ごろまで見頃が続くという。

 大賀ハスは植物学者の大賀一郎博士が1951年に千葉県内の約2000年前とされる泥炭層から種子を発掘し、発芽させた。同寺のハスは62年に東京の寺院からその分根を株分けしてもらい、約60年育てているものという。